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教えてもらおうか
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「説明するのでここから出して下さい。」
「………………」
「逃げないからっ。お願い……。」
怖い。顔をあげられないし目を見れない。
返事もなく鍵を開け解放してくれたと思ったら抱きあげられそのまま寝室に入るとベッドに下ろされた。いや押し倒された。足の間に拓也くんの足がっ……恥ずかしいっ。
「まずは兄貴との電話を説明してもらおうか。」
「ぅ…………昨日拓也くんが買い物行ってくれた間に連絡先交換して……お兄さんが拓也くん嫉妬するから秘密にしとこうって……。」
「あぁ嫉妬するよ。でも秘密にしてたことでもっと嫉妬した。」
「ごめんなさい……。」
「それで?このゴムは?涼の?」
「そそそそれはっ。薬が入った袋にお兄さんがプレゼントって入れてて……し、知らなかったんだよ?本当だよ?」
「……………………」
「知らなかったから……お兄さんに電話で問い詰めて………………うぅ……」
無言の圧力めちゃくちゃ怖いんですけど。でも泣かない。拓也くん……呆れちゃった?
「ごめんね……。」
「兄貴マジ許さねぇ。涼にこんなもの渡すとか。」
「大丈夫だよ拓也くんっ。それ必要になるし……。」
「何?俺としたいの?」
「そそそそういうわけじゃっ。お尻治ってないし…………それに………………初めて……だから………………。」
「………………」
「初めてな俺は……嫌?あ…やっぱり……昨日の…………嫌だよね…ごめんね。」
「………………ギブ。もう可愛すぎて無理。」
「拓也くん?」
ぎゅぅううっと苦しいくらいに抱きしめられ何がなんだか分からなかった。許され、た?のかな。
「ごめん怖がらせて。マジ嫉妬でどうにかなりそうだったわ。」
「怖くないよ。(ちょっと怖かったけど)」
「ま、まだ……エッチは待ってほしい。」
「分かってる。大事にしたいし……それに昨日のことは関係ない。」
お、重い。けど悪くないなこれ。よしよしと拓也くんの頭を撫でてあげた。可愛い。
「なぁ…………ちょっとだけエッチなことしてもいい?最後までしないから。」
「っ………………ちょっとだけ…だよ。」
何をするんだろう。あれ?なんか下腹部に当たって……たたたた拓也くんの!?
「キスするから口開けて……」
あ……欲情した目だ。ドクン、と自分の体が熱くなるのが分かる。
熱い…………。
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