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恥ずかしくてぷんぷんな涼
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体を綺麗に洗われタオルにくるんだ状態でソファに座らせられた。そうだ……エッチなことしたんだっけ。思い出した。あれ?ちょっとどころかかなりエッチじゃ?
「りょーーーう?怒ってんの?」
「ちょっとじゃなかった…………。」
「………俺の中ではちょっとなんだけどなー。」
涼はぷい、と顔をそらしタオルに赤くなった顔を埋めてる。可愛い。エッチな声いっぱい聞けた。涼にかけちゃった。めちゃくちゃ溜まってたけど満足した。だけど涼の機嫌どうにかしねぇとな。
「ほらタオルから出ておいで。傷の消毒しねぇと。」
「知らないっ。自分でやるもんっ。」
「背中はできねぇだろ?下も。」
みのむしじゃないんだから。目元だけタオルから出して睨んでるけど可愛いから意味ないよ。
せめて消毒だけさせてくれ。
「体のガーゼと包帯はもうしなくていいって。消毒と薬塗らねぇと。せっかく良くなってたのに悪くなるぞ?長引いたら引っ越しも旅行も出来なくなるぞー?」
「………………旅行?」
「そ、旅行。ほらタオルから出ておいで。後で行くとこ一緒に決めよっか。」
「ん…………お願いします。」
「よし、いい子だな。」
ガーゼや包帯をすることはないのでパパッと終わった。下の方はちょっと時間がかかった。だって涼がお尻出してくれねぇんだもん。やっとのことで終わったらとっくに夕食時間だ。
服は涼の下着と俺の上着だけ。これは譲れない。
「晩御飯鍋が良かったんだよな?涼はまだ安静に。一応な?」
「大丈夫?手伝うよ。」
良かった。普通に会話出来るくらい機嫌直った。旅行に反応してたしそれが効いたか?嘘じゃないし行くけど。そこで初エッチだ。
「大丈夫。出前で鍋やってんの知ってるから。」
「そうなんだ。出前って頼んだことないから知らないや。」
「何鍋がいい?ここから選んでいいよ。」
「うわぁったくさんあるねっ。うーん……すき焼き風のやつがいいなーっ。」
「りょーかいっ。電話してくるよ。」
すき焼き好きなのかと新たな発見をしたと思いつつ電話をした。やはり30分くらいはかかるらしい。フライドポテトと唐揚げがセットのやつも頼んだ。何か食べたかったから。
「すき焼き好きなの?」
「うーん。めちゃくちゃ久しぶりだから食べたいなーって。」
「なるほどなー。いつでも食べさせてあげるよーっ。」
「そんな贅沢できないっ。」
(すき焼きって贅沢なの?)
「昨日のデザート残ってるから食べような。」
「うんっ。ありがとう。」
旅行どこにしようかな、というよりも初エッチのことを考える俺はバカだ。だって大事だろ?
とか良からぬことを考えてると涼がくっついてきた。さっきまで怒ってたのに甘えてきて可愛いんだけど。
「拓也くん…………」
「な、なに?」
「手握ってもいい?」
「いいよ。」
もちろんいいですとも。所謂恋人繋ぎ。幸せ。
そんな幸せな時間に浸っているとお鍋様が来ました。仕方ない。後でイチャイチャしよう。
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