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痕
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うなじ噛みたい。痕消えちゃったもんな。でもいきなり噛んだら怒るよな。でも噛みたい。
「た、拓也くんくすぐったいっ。」
「んー。良い匂いがする。甘い匂い。」
「シュークリームとか?わらび餅は匂いはあまり…………」
「うまそう……食べていい?」
「俺は食べられないよ……ひゃ!?」
ペロッと舐めれば可愛い声が聞こえる。怒られるの覚悟で噛んでいいかな。キスマークも付けたい。
「ちょ、ゃっ…………い、たっ……また噛んでっ……ぁ…だめだってばっ」
「もうちょっとだけ。」
太ももにも付けたいな。
ぷるぷる震えながら耐えてるけどもっといじめたくなる。
「足にも付けたい。」
「だ、めっ。もう満足したでしょ?」
全然足りない。でも涼は俺のしゅん、とした顔に弱いんだよな。優しいからOKしてくれるはず。
「だめか。そっか…………。」
「うぅ…………分かったよ。1つだけだからねっ。」
ほら、な。涼は優しい。でも1つだけか。聞こえなかったことにしよう。1つだけで足りるわけねぇじゃん。
「じゃあこのままソファ座ってて。」
「う、ん。」
涼の足元に座るとスルスルと足を撫で片方の太ももを持ち上げチュッと際どいところを口付けた。
「ゃっ……こんな恥ずかしいっ。」
「まだ付けてないよ。今からいっぱい付けるからな?」
「え、待って!1つだけって…んぁあっんっ…」
スベスベで柔らかい。すげーうまそう……。
いただきます。
ーーーーーカプッ
「い、たいっ……ゃっうぅ……1つだけって言ったのにぃっ」
「んー……」
「も、いいでしょっねぇ拓也くんっ」
こんな感じかな。花が咲いたみたいで綺麗だよ。
あー……やっぱり怒っちゃったかな。でも後悔してないよ。
「こんなに付けるなんて……1つって…………拓也くんのバカっ。」
「ごめんごめん。じゃあ涼も俺に付ける?」
「………………付ける。」
これは予想外。涼もキスマーク付けたかったんだな。
カーディガンの首もとをずらして首筋から鎖骨を付けやすいようにさらした。
「どうぞ。好きなだけ。」
「…………ん。んんっ。あむ。」
これはこれで結構クる。耳元に直に聞こえるからやばい。初めてなんだろうなちゅうちゅう一生懸命吸ってるし噛んだりしてるし。
まるで吸血鬼みたいだな。コスプレさせてぇ。
「ん……上手く付かない。」
「満足したか?」
よしよし、と頭を撫でるが納得できてないみたい。ムスッと唇を尖らせ拗ねている。
「もう遅いし寝るぞ?」
「む~っ。拓也くんだけズルいっ。」
「もうちょっとだけ頑張るか?ん?」
「頑張る。ん……ん~っ…………はっ…あ、綺麗に付いたっ。」
「ん、よく出来ました。」
そんなに喜ばなくても。可愛いなもう。
あーっこのキスマーク消えないでほしい。大事にしたい。
「ほら寝室行くぞっ。」
「ん、連れてって?」
今日は甘えん坊だな。甘えられなかった分たくさん俺に甘えればいい。俺だけに。
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