アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
涼様
-
まるで執事みたいに敬語で話すことになってるしこれはこれで楽しい。涼って本当面白いよな。
「涼様。先にお店に電話しておいてもよろしいですか?」
「う、うん。その方がいいと思う……ぞ。」
「ぷっ………では電話してきますね。」
面白いな。語尾……語尾なんだよそれ。思う、ぞ…か。頑張ってる頑張ってる。くくっ笑い我慢するの大変なんだけど。
「もしもし、出前をお願いしたいんですが。はいそのコースでお願いします。時間は18時くらいで。はいよろしくお願いします。」
「電話終わったの?」
「はい。18時頃に届けられる予定です。それまで何をしますか?」
「え、あ……うーん。」
「ワルなんでしょう?何でもどうぞ。」
「ぅ…………。」
なかなか思い付かないのか考え込んでいるのでさりげなく隣に座った。だめとは言われなかったので少し体を近づけた。
「アイス食べたい。」
「…………先程食べたのでだめです。」
「何でも聞くって」
「お寿司食べれなくなってもいいんですか?」
「…………お寿司食べてからはいい?」
「それならいいです。」
ぶ、くくっ。そんなに考えてアイス食べたいってなんだよ。流石にだめって言ったけど夕食後ならと納得してもらった。
「拓也くん。もしかしてこの状況楽しんでる?」
「それはもうたのし……ぁ…………」
「もう!俺はワルなんだからねっ。」
ドサッと押し倒され跨がってきた。流石に驚いたし勝ち誇った顔が見える。楽しんでたのがバレてお返しか。
「手出したら噛むからねっ。」
「はぁ…………分かりました。」
流石にこれはつらい。まるで騎乗位。眺めは最高だが手を出されないのでキツい。お仕置き中じゃなきゃあんなことやこんなことすんのに。
「どうだどうだ。触りたいだろー。」
「!?…………やめて下さい。」
下は下着で上着をぺらん、と胸元まで捲ってみせピンク色なそこを見せつけてきた。めちゃくちゃ触りたい舐めたい。キスマークだらけでエロさがパワーアップしてる。
「ふふ、触りたい?触りたい?」
「っ…………涼様勘弁して下さい。」
やばい下半身が。無意識なのか腰を揺らしながら俺を煽ってくる。こんなの簡単に俺が押し倒すこともできるが……。
「んっ……ゃ…拓也くん勃ったの?」
「そんな姿見せられて勃たせない方が無理かと…。」
熱に気づいた涼はビクッとし固まっていた。頬を赤らめ自分がやってる大胆なことに恥ずかしくなったのか慌てて服をおろした。
体を軽く起こし腰の付け根を撫でてみた。手が勝手に……もう無理。
「ひゃ!?だめっ……手出したら噛むって言ったでしょっ。」
「噛んでもいいので触らせて下さい。」
「ん~っ。拓也くん!こらだめだってば!」
「ふふ、ほら噛まないのですか?」
ピラッと首もとをさらし煽るように笑ってみた。うるうると涙目で悔しそうにしている。
体を重ねるように倒し涼は俺の首に噛みついてきた。でも痛みはなく甘噛みだ。
ワルは無理だよ涼。優しいんだから。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
91 / 1075