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おさわり
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「んむ。ん…………」
「キスマーク付けてるんですか?」
噛みながら吸い付きいっぱい付くと満足そうに離れた。俺まだちゃんと触ってないし触りたいんだけどな。
「まるで吸血鬼ですね?」
「もし俺が吸血鬼だったら……俺のものになってくれる?」
「もちろん。俺の全てを捧げます。」
拓也くんは俺のだよ。誰にも渡さないんだから。相変わらず腰を撫でてくるのでまた噛みついてやろうと思ったけどそれ以上のことをしてこないので噛みつくのをやめた。
「お仕置きはまだ終わってないよ。だから"様"はちゃんと付けてね。」
「了解しました涼様。」
「ご褒美あげるよ。一つだけキスマーク付けていいよ?」
既にたくさん付いているが一つだけと言われると迷う。俺の上から退くと体を起こし隣に座らせた。首かうなじか……太ももか……
「うなじに付けたいです。」
「いいよ。噛むのはだめだよ。」
噛みたかったけど我慢。付けやすいように背中を向けられると優しく抱きしめペロッと舐めるとゆっくり吸い付いた。時間をかけてキスマークをつけると体中のどこよりも紅い。
「んっ……ん…………」
「はぁ…涼様。キスがしたいです。」
「っ……だめ。今はお仕置き中なんだよ。」
「お願いします。」
「仕方ないな……いいよ?」
背中を抱きしめたまま顔をこちらに向けさせ舌を入れ深く口付けた。チュクチュクと舌を絡ませ軽く吸ったりして唇を離した。
「ん、はぁっ…………」
「好き。大好きです……。」
「…………俺も好きだよ。」
今はワルなんだろうがエロくて可愛い。涼とのキスは気持ちよくてたまらない。俺に甘すぎるんだよ。もっとワルにならないと。
ーーーピンポーン
「あ、お寿司かな。取って来ますね。」
「ん。分かった。」
大人しくソファに座って待っているように伝えると取りに向かい支払いを済ませてリビングへ戻った。
「これは…………また凄いの頼んだね。」
「涼様のためにと思いまして。お皿持って来ますね。」
俺のために?と不思議そうにしているが別に俺が食べたいのとかどうでもいい。涼が喜んでくれるならこっちも嬉しい。
「拓也くんありがとう。いただきます!」
「ふふ、どうぞ。たくさん食べて下さい。」
喜んでくれて良かったよ。たまには贅沢もいいじゃないか。一つ食べる度に「ん~っ。」と美味しい声をあげてる。可愛い。
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