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プレゼント(荷物)が届きました
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お昼も終わり二人でアイスを食べながら荷物が届くのを待っていた。やっぱりこのアイス美味しい。あれからお兄さんから電話もないしメールもないし仕事忙しいんだろうな。
ーーーピンポーン
「んぐ。荷物かな?」
「だろうな。はーい。今開けますね。涼はここで待ってろよ。」
メイド服は今日じゃなくてもいいよね。
お財布喜んでくれるかな。拓也くんは何をプレゼントしてくれるんだろう。
食べ終わったアイスのカップを片付け大人しく待っていた。
「よいしょ、と。これが涼のやつな。」
「ありがとう!重くなかった?」
「大丈夫だよ。プレゼントは夜に渡すよ。兄貴のは次会うときにな?」
「うん。そうしようと思う。」
夜が待ち遠しい。えへへ、楽しみでソワソワしているのに気づいたのかポンッと頭に手を置かれた。落ち着けってことだな。
「因みに兄貴には何プレゼントすんの?」
「ネクタイとネクタイピンにしたんだ。使ってくれるといいな。」
「…………いいんじゃない?」
ふーん。ネクタイとネクタイピン、ね。と何か暗い声がしたけど大丈夫だよね。
「拓也くん?」
「何でもないよ。夜が楽しみだな?」
「うん!今日の晩御飯は拓也くんの好きなオムライスにしようかなっ。」
「そりゃ嬉しいな。ケチャップでハート作ってくれるともっと嬉しいなー。」
「ぅ……分かったよ頑張る。」
まるでメイドさんがするようなことを頼んでくるなと思い自分が頼んだコスプレ衣装もメイド服なのでビクッとした。
「どうした?」
「ななな何でもありませんっ。」
「んー?本当?昨日みたいに溜め込むのよくねぇからな?」
「ち、違うよ。本当に大丈夫です!」
「それならいいけどさ。」
ホッとすると晩御飯まで時間はあるし課題も今日はやったし何かやることはないかと考えれば明日の時間を決めなければと思いちょいちょいと拓也くんの服を軽く引っ張った。
「明日の時間どうする?」
「おぉ、そうだな。昼前に出て外食しないか?」
「それじゃあ銀行かコンビニ行ってもいい?お金引き出しておきたい。」
「…………分かった。じゃあコンビニ寄ってから昼飯行こうな。」
拓也くんのことだから払わせてくれないかもだけどちゃんとお金用意しておかなければいけない。
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