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「にぃ……ちゃ、」
なんで?と聞こうとした瞬間、手で口を塞がれた。
耳元で「座って」と囁かれて、混乱したまま便座に腰を下ろす。
「さっきは不意打ちされたからね。お返ししてあげようかと思って」
「…んっ、む……」
言い返したいけど、口を塞がれてもごもごとしか言えない。
お返しって、こんなとこで何を…!?
座り込んだぼくの寝間着の隙間に、兄ちゃんが手を滑り込ませる。
「んんっ……!」
脇腹に冷たい手の感触が入り込んできて、びくんと身を竦ませた。
ま、まさかここでする気なのかな……。
「どうする?どうしてほしい?」
兄ちゃんが手を腰に滑らせながら、ぼくの口を塞いでいた手を放す。
どうしてほしいって言われても……これって仕返しでしょ…?
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