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照れ隠し
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「ま、楽しいならいいや。…俺が心配するまでもねーな」
「当たり前だよ。駆も…楽しいみたいで良かった」
ふたりの目が合う。
駆が少しうろたえてる理由が分からなくて、小首を傾げた。
「つーか歩重っ!デブじゃん!どけよ!」
そういえば取っ組み合いになっていたんだった…っていうかなんか駆を押し倒したみたいになっちゃってるんだけど!?
それはともかく、駆の相変わらずな言い草にぼくも言い返す。
「誰がデブだ!じゃあ駆もデブなんじゃないのー」
「俺はちゃんと運動してますし~、歩は二葉兄の料理毎日食べて腹ふよっふよだと思うんですけど~」
駆が思いっきりお腹を掴んでくる。
「ひゃっ!?ちょ、やめ…」
「あれ~デブじゃないならこの腹はおかしーじゃん」
くすぐったくて、避けようとしてひっくり返ったら今度は駆が乗っかってきた。
あれ?なんかちょっと……この体勢は…あれなんじゃない?
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