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覚める
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呆けた顔をする歩の太ももに手を這わせて、服の上からそこに触れる。
「本当だよ、つかお前も人のこと言えねえな」
「ひぁっ…ゃ…うそ…!?」
自分が勃ってるのに気付かないとか…。
歩の信じられないという顔に、なんか笑ってしまいそうになる。
「歩ってこんな無理矢理されて感じるんだ?きっも」
「っう…だれのせいだと……っ」
必死に言い返そうとしてるけど、俺に抱かれたまんまで言われても説得力ねーよな。
自分の状況に気付いたのか、歩は明確に逃げようとはしないものの俺になすがままにされたくない風に体を仰け反らせる。
「離してよっ……駆、自分が何したと思って…」
「キスしただけだろ?」
「なっ…!?」
なんとなく途中から分かってはいたけど、これはやっぱり現実だ。
こんなリアルな夢いちいち見てたら体も心ももたないし。
どうせこんな状況になってしまったんなら、もう行けるとこまで行くしかない。ゆっくりと歩の首筋に顔を近付ける。
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