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昔みたいに
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歩のをまさぐる手の動きに、だんだん余裕がなくなってくる。
自分のももうはち切れそうで、生殺しになってるのがつらすぎる。
「だめ…やめてっ……駆…!」
「歩、イきそう?」
正直さっさと終わらせたい気持ちがあるけど、この瞬間をまだ共有していたい。
こんなことでもいいから、昔みたいにふたりで一緒に何かしたかった。ただ同じ道を歩くだけでもいいし、ぶっちゃけなんでもよかった。
「い……やぁ…出ちゃう、から…やめ…ぁ…!」
「じゃあ…一緒にイこ」
腰を引き寄せて、隣り合った俺のと一緒に、先の方を手で包むように擦る。互いの荒い息づかいが間近ではっきりと分かる。
歩がぎゅっと俺に抱き付いた。たぶんもう限界がきてる。
ふたりのを同時に扱く手を、ぎゅうっと強く握った。
「っく……あ、ぅ…」
「あ、ぁ…やぁぁあ……っ…!」
血液じゃない流れが、体の奥の方から脈打って溢れてきた。
ひとしきりその感覚に身を任せた後、ぐったりと体の力を抜いてくつろぐ。歩も息を荒げたまま、俺に寄り掛かる。終わってしまうと、案の定妙に冷静になった。
あ、ズボン開けるだけでもしとけばよかった…。後で洗わなきゃいけねえじゃん。
後処理の面倒さに頭を抱えながら、寄り掛かった歩の身体を起こす。
―――――パンッ
声を掛けようと思った瞬間に、渾身の力で頬を叩かれた。
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