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あわてんぼうのぼく
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「ベッドの上でだっていつも恥ずかしがってるのに、今更?」
兄ちゃんが肩をすくめる。目の端が微かに意地悪な笑みを含んでいた。
恥ずかしがるのは兄ちゃんがいじわる言ったりするからだよ!もう!
「じゃあ、今日は絶対恥ずかしいって言ったり、やだとかだめって言わない!もし言ったり嘘ついたら兄ちゃんの好きなようにしていいっ!」
半ば興奮気味に叫んで、はっとした。
ぼく、今なんて…?
嘘ついたら兄ちゃんの す き な よ う に し て い い ?
むむむ無理無理無理無理無理絶対無理!
だってだってそしたら何言われるか分からないけど絶対とんでもないこと要求される…!
さっきまで真っ赤だった顔が真っ青になった。
当然、僕の爆弾発言を聞いた兄ちゃんの顔は、すごく…嬉しそうでした。
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