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過去2
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暑っつ…夏嫌いだわぁ…熱中症で死ぬ。
「黒瀬、おはよ!」
「あ"ー…」
「それ挨拶返してるつもり?」
「う"ー…ぁ"」
「ゾンビ?(笑)」
いつの間にか友達になっててクラスでちょっと有名だったりする。
「最初はどうなるかと思ったけど仲良しでよかったわ」
「仲良くした記憶皆無なんですけど」
「反応した方が負けだよ。」
「クソが」
「そういうとこ!」
あ、やべぇ…宿題忘れた(笑)
取りに行こう…
「誰かいんの?」
教室に行こうとしたら物音がした。
「…!
黒瀬!?」
「真白?大丈夫か?」
真白が倒れてた。
「ん、大丈、夫…」
「大丈夫じゃないだろ!」
「バッグ…取ってくれない…?」
「あ、あぁ…」
真白はバッグから何かを取り出した。
「俺ね、もう残り少ないんだ」
「は?どういうことだよ…」
真白は誰にも分からない不治の病らしく軽減させるために田舎にあるこの学校に転校したという。
「ねぇ、黒瀬。俺のお願い聞いてくんない?」
「…あぁ」
「俺と付き合って」
「…は?」
「俺ゲイでさ、今まで恋人いたことないんだ…一生のお願い。」
「…俺なんかでいいのかよ。」
「俺としては黒瀬はいいのかなって」
「別に。いいぞ、俺そういうの気にしないし」
「ありがとう。」
そうやってあいつと付き合った。2人だけの秘密。
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