アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
平手でお仕置き2
-
「シュンくん」
じんじんと痛みを主張するお尻に、新条さんの手が触れる。触られただけで、強く痛む。
「うぅぅっ……」
「仕上げに、痛いの10回ね」
新条さんがそう宣言して、足を組む。自然と、頭がさがり、お尻が持ちあがった。
そこに、バシィイイインッ!!!!と、平手が落ちる。
「ひぃ……ぁぁぁあっっ……!!!!」
頭の中が真っ白になるような痛み。反り返った背中を、すぐに押さえつけられて、バチィイイインッ!!!!バチィイイインッ!!!!と、次々に痛いのが落ちてくる。
「ぁぁあああああっ!!!!!あぃぃぃっいぃいっっ!!!!」
「こら。足、動かしちゃ、ダメだよ」
痛みにばたばたと暴れる足を咎めるように、太もものあたりからすくい上げるように、バッチィンンンッ!!バッチィンンンッ!!と叩かれる。
「い、やぁっっ……あぁぁあっっ!!!!」
一度泣いていたせいで、ゆるんでいた涙腺からまた熱い涙がこみあげてくる。
「シュンくん、ごめんなさいは?」
「っっ……ごめんなさいぃっ」
バシィイイイッッッ!!!と、重たい一打が落ちてきて、自分の泣き声のむこうで、「はい、お仕置き終わり」と、声が聞こえた。
両脇から抱えるように身体を起こされて、新条さんと向かい合わせになった。
「平手のお尻ペンペンで、泣いちゃったの?」
新条さんが、ぼくの頬を包みこむようにして涙を拭う。
「お尻、赤くなってるだけ。このくらいじゃ傷も残らないから大丈夫だよ」
振り返って見れば、お尻のふくらみは真っ赤に腫れていた。痛々しいという見た目ではないが、げんに痛みが続いている。
「でも痛、いたかった……です……」
「お仕置きだからね。これからは私を怒らせて、お道具でお仕置きされないように気をつけるように。私の言うことをちゃんと聞くんだよ」
「ちゃんと新条さんのいうことを聞いていればお仕置きはなしですか?」
平手でもこんなに痛いのに、道具でなんか絶対に無理だ。
新たに泣きそうな気分で尋ねるぼくの頭を撫でて、
「もちろん。痛いのはお仕置きだけだよ」
と、新条さんがなだめるように言った。納得できたわけではなく、なんと返していいかわからず、黙っているぼくに、新条さんは、
「普段はちゃんと、痛くて、気持ちいいことをしようね」
と言い、ぼくがますます戸惑うのを見て、完璧な笑顔をみせた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
8 / 12