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ローション〜ディルド
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「……っ!」
生温かいぬるぬるとした感触に、震える足を新条さんの手がつかまえて、そのまま両足を持ち上げるようにして、折りたたんで潰すようにお腹に押し付ける。
「この体勢のほうが、お尻が浮いて楽だよね。シーツに擦れて痛かったでしょ」
新条さんはそういうが、今のぼくはお尻の痛さよりも、みっともなくひっくり返ったみたいな体勢をしている恥ずかしさのほうがまさっていた。
新条さんは大きく広げたぼくの足の間に座って、さらにローションをのせた手のひらで太ももを上下に撫でさする。
マッサージみたいな手の動きに、緊張がほどけてきたころ、その手がするりと、お尻の割れ目に入りこんだ。
お尻の蕾に、新条さんの指先を感じる。あの長い指が触れている。ゆっくりと撫でられ、それから、つぷっと指が押し入ってくる。
「力ぬいてごらん。そのほうが辛くないよ」
ゆっくりと、奥へとすすんでいくものを感じる。
「目、つむらないよ。こっち見て」
ぼくが目をつむった瞬間に、その声が飛んできた。新条さんがお尻に突っ込んだ指を、ゆっくりと抜き挿しするように動かしはじめる。ぱちゅっぱちゅっと、ローションがかき回される水音が聞こえた。
なんとも言えない異物感に、全身が締め付けられているような苦しさがあった。
「うぅぅ……っ……」
「唇も噛まない。次やったら、猿轡つけるからね」
警告してくれるだけ優しいのか、脅して怖がらせているだけなのか。
抜き挿ししていた指を、今度はぐるぐるかき回される。
「ぁっ…あぁっ……ぁっ…!!」
気持ちが悪いのに、きゅぅっと胸をしぼられるような感覚に悶える。
「そろそろ、大丈夫かな」
新条さんがそう言って、ぬるりと指を引き抜いたかと思うと、妙な形の黒い塊を手に持っていた。
「これは、ディルドね」
細長く、ぼこっぼこっと、丸い大きな凹凸がついている。先っぽにいくにしたがって細くなっているようだが、それなりの太さの代物だった。
「それっ、挿れるんですか?」
「うん。初心者用だからね。大して太くないよ」
ディルドの先端にローションをぶっかけて、そのまま蕾にあてがう。
「し、しんじょ、さ……、ま、待って……っ」
ぼくの待ったを聞かないで、新条さんはそのままディルドを奥へと押しこんだ。
「ん……っ………!!!」
かたくて重たい存在感のあるものが、内壁を擦って奥へとはいってくる。
「んんっ……ぅぅっっ」
「痛くはないでしょ?」
言われた通り、痛みはないが、それでも恐怖心がある。
「ぃ、……ぁぁああっ……ぁんっっ」
「ほら、もう全部はいった」
新条さんがぼくにむけて、両手をひらひらとふる。
自分のお尻から少しだけ突き出したディルドの先を見ても、あれだけの長さのものがはいってしまっていることが信じられなかった。
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