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お出かけ2
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「………あ、アイス溶けかかってる……指についちゃった………ふ、拭くもの……」
溶けたアイスがシロの指をつたって、どんどん下へ落ちていくのを見て、俺はいつものように……それを舐めとった。
「ひぅっ……」
「…ん…ん……、…?どうかしましたか?」
………家ではいつもこれくらい接触していたせいか、初めはなんの違和感も感じなかったけど、後々になってここが外で、周りには人がいることに気が付いた。
こういう場面になると、ついいつもの癖で髪を耳にかけてソレを舐めてしまう。
顔を上げた時、シロが涙目で顔を真っ赤にしていた。
「っ……す、すみません!!」
「青葉………小さい子もいるんだよ…!教育に悪いよ……!」
シロは周りから見られた羞恥心よりも小さい子への影響が心配だったらしい。
ーーー
しばらくして落ち着いてきた時。
「そういえば青葉、今日は眼鏡してないんだね。」
「ああ、はい。今日は2人で出かける訳ですし、いつもとは違う格好の方がいいかなって思って………」
それに、シロは眼鏡をしている俺としていない俺だったら、していない方が好きらしい。
だからこっちの方がいいかなって思って、今日はコンタクトなんだけど………
「うん、そっちの方が好き…!」
「それなら良かったです…っ!」
その後は、2、3分話をしてまた目的地まで歩くことになった。
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