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お出かけ4
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とりあえず、どこかのカフェにきた。
「ねぇ見て、あの人達かわい〜〜…女の子みたい。」
…………
「シロ……今のは、俺達に向けて言ってるんでしょうか……」
「気にしたら負けだよ……青葉。」
気になっちゃうんだよ………!!
でも、シロは慣れているのか嫌悪感も顔に出さずずっと無表情のままだった。
「……整形したい」ボソ
イケメンになりたい。
ーーー
「青葉、一口頂戴………」
「いいですよ、チョコミント味ですけど………」
「やっぱいらない………」
絶対飲まれると思って、シロの嫌いな味の飲み物を買っておいた。
「………シロのは何味ですか?」
「……えっと、キャラメル……」
シロがそう言いかけた時、実際に飲んだ方が分かるかなって思った俺は、特になにも考えずに飲んでみた。
「っ……」
「………ん、甘ったるい、ですね。」
思ったより甘くて、少しだけぬるい。
「青葉って……無自覚でそういう事するよね。」
「え?」
ーーー
「ねぇ青葉。何時までここにいる……?夜ご飯、食べてく?」
「あと食器を買えば予定は全部すみますし………夜までには帰りましょうか。」
とりあえずこのカフェはすごく周りからの視線を感じるから、早く逃げたい。
「男の子2人でカフェ来てるよ〜、どうなのかな?どういう関係かな?」
「妄想はかどる〜〜…!ぐへ」
男2人で女子向けのカフェにいたら妄想される世界なんて………
ーーー
「………さて、そろそろ出た方が良さそうですね。」
もうすぐ11時だし、そろそろ混んできそう。
シロは人混み苦手だから……出来るだけ混雑は避けないと。
「お会計#←\円でーす」
「はい。」
………
「青葉………大好き」
「奢られた時だけ甘えてくるのやめてください」
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