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小さな喧嘩1
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次の日………
「青葉……なんでまたレタスいれたの…!?」
「栄養面の事を考えたんです!!いつもいつも偏った食事ばっかで…!!!」
喧嘩中です。
「っ……あ、青葉だって偏った食事してるじゃん…!青葉の馬鹿、変態、偏食家、短気…!!」
(あ、キレそう)
「……………分かりました」
あまりに腹が立った俺は、机を強く叩いて、シロを睨んだ。
「っ……」
「文句があるなら、出ていけばいいんじゃないですか?」
………………
「あ……青葉、ごめん……」
「今更もう遅いですよ、さっさと出てって下さい」
シロは流石に我儘すぎる。
苦手なものを入れるのだって、ただえさえ食生活が偏って栄養が足りてないシロのことを考えてしていることなのに………
(なんで、そこまで言われなきゃいけないんだよ……)
腹立つ……………
「な…何でもする、流石にさっきのは言いすぎた、ごめ「謝ればいいって思ってるあたり、ほんと子供ですよね」………っ……」
こいつは、ここまで言わないとなおらない。
甘やかしすぎても毒になるだけ。
「っ………」
とうとう何も言えなくなったシロは、半泣きで家から出ていった。
……………スマホも財布も持たずに。
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