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怖い1
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「ひっ……」
マンションから出て本当に外に出ると、やっぱりシロは怖いのか、俺の後ろに隠れた。
「こ…こわい……無理、帰る………」
「大丈夫ですよ、今なら人も少ないし………」
俺に抱きついたまま離れようとしないシロに愛おしさが込み上げてきて思わず「お"っふ」とか意味の分からない声が出たけど………周りには聞かれてない、良かった………
「じゃあ、今日は近場にしてみましょう、この前出かけた時に飲み物を買った公園………あそこまでで。」
頷きはするけど、不安なのか俺の後ろから離れない。
「………あ、歩けないです」
「歩かせない……、」
...
それでいいと思っているのか、シロは精一杯の力を振り絞って足を地面に押し付けていた。
まあ……そんなの、
「えい」
「あ"っ」
俺の力じゃ簡単に動かせるけどねーーー☆
「青葉……やだぁ………」
「もうちょっと頑張って下さい……!ていうか、こんなことしてたら目立つし…」
そう言うと、シロはハッとして周りを見た。
少ないけど周りの人からの視線に気付いたシロは………
「っ………」
分かりやすく青ざめていった。
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