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助けて1
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………ピンポーン。
「っ…!誰か来た……」
誰も来ないはずって言ってたのに……なんで……
とりあえず、いないふりしないと………話せるわけが無い。
すぐいなくなる………そう思ってたけど、
ピンポン ピンポン ぴぴぴぴぴ「っ……!!」
何回も鳴らしてくる………
(嘘……怖い、怖いよ………)
部屋に勝手に入ってきたらどうしよう。
早く帰ってきてよ………青葉
「宅配でーーす」
……!
怖くてたまらなかったけど、その言葉が聞こえてきて……少し安心した。
怖い人ではないし、コミュニケーションをとらなくても大丈夫な用事。
それくらいなら………出ても、いいかな……………
そう考えたのが間違いだった。
「は……はい………」
「あ、青葉さんちのご自宅ですか?こちらの商品を………」
おそるおそる扉を開けると、そこには優しそうな目をしたお兄さんが大きなダンボールを持っていて、僕を見て優しそうに微笑んだ。
それに、ふいに安心感を抱いてしまい、少ししか開けていなかった扉を全部開く………
その時、だった。
「……っ、ひぁっ…!!」
強い力で押されて、後ろに倒れるように転んでしまう。
転んだ後急いで前を確認すると………
「久しぶり、シロ君……?」
え………
その男は、前に……青葉と喧嘩して外に出た時に僕を襲った、あの男だった。
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