アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
ボディステッチ
-
足にも切り傷をいれられて、痛くて怖くて……ベッドの上で虚ろな目で横になっていると、
(裁縫道具……?)
少しだけご機嫌な青葉が、何故か裁縫道具を持ってきた。
………………何、するんだろ。
「シロ、手貸してください」
青葉が嬉しそうにそう言うから、少し安心して何も警戒せず手を伸ばした。
すると………………
「ぃぎ……ッ……!!」
……………………え………………
何…………………………
「なに、なにしてるの……??!!!」
「動いたら危ないですよ?……何って、縫ってるんですけど。」
なんで……?
どうして………………
肌を布のように扱って、青葉は器用に赤い糸を針に通して、刺していった。
痛いなんてレベルじゃない、息が……苦しい。
心臓の鼓動がうるさくて、冷や汗がひどくて…………とても平気ではいられない。
「リスカやレグカの傷はいつか消えるけど………これなら、ずっとつけていられますよね!」
そう笑う青葉。
こんなになるまで青葉を追い詰めたのは僕…………だけど、
(なんで……ここまでされなきゃいけないの)
気が狂いそうだった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
46 / 46