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18歳以上ですか?
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…女?…年齢は俺らと同じくらいか?
綺麗な金髪、装飾品がこれでもかと付いている服、大切に育てられましたというような傷ひとつない肌…
「貴族か?」
「だろうねー、これどうする?」
「…連れて行こう。他の積荷は?」
「だいたいはいつも通りだけど、それに加えて金貨が10枚、高そうな布が大量に、あと高性能な銃が3丁。ヤバそうな香りがすると思わない?」
いつもの獲物は汚い布、僅かな食料、壊れそうな拳銃といったガラクタばかりだ。
トラックの見た目は今までの獲物とたいして変わらないが、、、
それに貴族だったり金を持ってる奴はこんな道通らない。
ウォースには、金持ち用に高い通行料を払えば安全に通過できる道がある。
そこを通らず、目立たないようなトラックを使ったとなると、、、
「人さらいか?」
「そうかもね。頭領に報告する?」
「…いや、ゲイルにはガラクタだけ渡してあとは俺たちのにする。」
「ふふっ、りょーかい。」
数年前、アルマとクルトが食料を探して彷徨っていた時に出会ったのが頭領、ゲイルだ。
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