アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
千佳過去
-
和臣「えっとね…まず、僕と千佳の関係は、義理の親子です。手続きはしてるから、ホントの親子なんだけどね?
千佳の両親は、千佳がまだ小さい時になくなってるんだ。まだ3歳くらいだったかな。
四ノ宮殺害事件。って知ってるかな?」
時雨「あ、はい。確か四ノ宮という大手有名会社の家族が殺害されたという事件ですよね?」
和臣「よく知ってるね、そう。その事件で殺されたのが千佳の両親なんだ…
千佳もその時怪我をしたんだ。重症で助かるかわからなかった。でも奇跡的に生き残れたんだ」
和臣「………ちょっとごめんね千佳。」ボソッ
和臣が小さくそういうと千佳の服をめくった。
時雨「え………っ?!」
時雨だけでなくみんな驚いてた。
千佳の体にあったのは、小柄な体に合わないくらいの大きな傷。
和臣「これがその時の傷。
それで、身寄りがいなくなった千佳は僕が引き取った。」
龍騎「あの…理事長?その傷以外にもある火傷とかもその時のものなんですか…?」
和臣「いや…これは違う。これは千佳の両親につけられた傷だよ…
仕事とかのストレスを千佳にむけてたんだ…
いわゆる虐待だね…」
みんなは言葉が出なかった。
いつも、笑っていた千佳にそんな過去があるなんて思ってもいなかったから。
誠「で、、、も、、ちか、、、い、、らな、、こ、、じゃ、、、な、、かた、、、だ、、よね、、?」
和臣「どうして…そう思ってたんです、?」
誠「ち、、か、、、い、、てた、、、ぼく、、は、いら、、、なこ、、じゃ、、、、、な、、って、、」
和臣「千佳が話したんですか…?」
誠「ち、、がう、、お、、の、、へや、、き、た、、とき
、、、かぞ、、、じゃ、、し、、ん、、みて、、ない、、、た、、、なか、、よく、、、、な、、か、、た、けど、、やさ、、しい、、って」
和臣「なるほどね…千佳がそう思ってるなら…そういうことになるのかな…?
あのね
もしも、両親からいらない子だとしても、僕はとても千佳が必要。
だからひとつ約束してくれないかい?
千佳を悲しませることはしないって」
「もちろんです。」
生徒会が口々にそういった。
でもこの約束が破られるのはもうすぐに近寄ってきていた
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
14 / 16