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帰り
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それから数十分待っていると菅原が帰ってきた。
菅原「ごめんね〜少し遅くなった」
「………いや…別に…」
俺は手を洗いながら鏡に写っている菅原の顔色をみていた。
菅原「もう帰ろっか」
「………ゲームセンター良いのか?」
菅原「………いや、いいよまた今度連れてきてよ」
「あぁ…」
た、助かった正直もうすぐにでも家に帰りたかったから
でも…き…気まずいな、友人にあんな恥ずかしい格好を見られていたたまれない…。
菅原「へ〜た…ごめんね…?大丈夫?」
「えっ?いや…お前別に悪くねぇし…むしろ…助かったありがと…」
あのままこいつが来なかったらと思うとゾッとする…。
菅原「………う〜〜へ〜た…」
「わっ馬鹿っ抱きつくなっ」
菅原「ごめんね…ごめんねもっと周り警戒するべきだったよね…ううっ」
「なんでお前が泣いてるんだよ…もう終わったことだろいいよ…」
菅原「………へ〜たって地味に男前な性格してるよね…」
「は?地味には余計だわ!」
菅原「あはは〜帰りはタクシーで帰ろうか」
「はぁ?金かかるからいいわ」
菅原「僕が持つからタクシーにしておこう」
「………割り勘でいい」
菅原「……えっいいのに…」
「うるせ〜これ以上お前に貸しを作りたくない!」
菅原「………ん〜……あっ!じゃあさ!へ〜た!今度マクドっての奢ってよ!僕食べたことないんだよね!」
「は?それは別に良いけどそんな安いのでいいのか?」
菅原「うん!十分!」
「そうか…」
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