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菅原君の悩み
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※視点変更
菅原視点
「ふぅ…へ〜た?寝てる?」
髪を乾かし終わり後ろを振り返るとベッドの中で
スヤスヤと眠っているへ〜たがいた。
「………」
今日は本当に焦った…へ〜たが痴漢されているのを見て
血の気が引いた…それに…トイレ…でも…
はぁ……もっと警戒しとくべきだった…なんなら…
他の人を呼んでも良かったわけだし…。
へ〜たは全然顔に出さなかったけど…痴漢されてるときや
トイレから助け出したときだけは違った。
今にも泣きそうな顔してたし…………むしろ泣いてないほうが凄いよね
…へ〜たメンタル強すぎだよ…
僕なんか…すぐ泣いてしまうのに…
へ〜ただったら……………"あいつ"の事どうするかな…
受け止めるだろうか…
って…何…考えてるんだろ…"あいつ"の事はへ〜たには関係ない
………でも…。
なんで僕なんだろ…
友情の証として貰ったこの首飾りも結局は…
僕を所有物としてみていたみたいだし
この首輪を…早く捨ててしまいたい…
けど怖くてできない…
「はぁ…」
今頃帰らなかった事怒ってるかな………
絶対に帰りたくない…痛いのはやだ…
でも…このまま放置して…へ〜たのこと知られたりしたら………
確実に巻き込んでしまう事になるよね…
って…何でいないやつのことをこんなに考えなくちゃいけないだ…
もっと前向きに捉えないと!
いつまでもお前に縛られ続けれると思うなよ。
蘭…
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