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初めての生徒会室
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「あ…ぁ〜…だるいなぁ…」
望月「イベントの前は生徒会多忙だからね
そこで副会長が抜けた穴はでかいよ」
「………だからって…一般生徒かりださなくても…」
望月「それには、同感だね…」
「………」
望月「…………」
「あぁ〜お前会計と知り合いだったんだな〜」
会話が途切れてぎこちなくなったので別の話題に…切り替えたが
望月の顔色が少し悪くなる。
望月「………まぁ…そうだね」
望月はなぜか言い淀んで黙り込んでしまった。
「ふ〜ん?」
何だ地雷か?
望月「それよりさっさと歩きなよ」
「………いきたくないからしょうがないだろ!」
望月「怒られてもいいなら帰ったら?」
「行くわ!待てよっちくしょ〜!」
望月はいやみったらしく鼻で笑いながらスタスタと歩いていった。
…
…
…
「つ…ついた…広すぎだろ…この学校…」
広い校内をやっとの思いで歩き生徒会室の前まで来るとデカイ扉あった。
この学校は扉をデカくしないと気がすまないのだろうか…食堂と同じぐらいあるぞ…。
望月「………」
「望月お前先入れよ」
望月「はぁ?お前が先行きなよ」
「ノーノー!!」
望月「………早く行きなよ」
「いやいや、その役は貴方にお譲りしまする!」
望月「ふざけた敬語使ってないで早く行って」
「………」
うぇー…圧力に負けてしまった…
結局俺が開けるハメにぃぃ…ちくしょう
とりあえずノックしようとすると
先に扉が開いた。
「あれ?」
会計「二人共〜待ってたよ〜」
中から出てきたのは会計だった。
会計「あはは〜二人共驚いた顔してるね〜
でも中から声聞こえてたんだよ〜?」
「…そっすか」
会計「ほら早く入って〜」
「ほいほい…」
俺達は会計の言われるがままに入っていくと
中では他の生徒会メンバーが忙しそうにパソコンとにらめっこしていた。
………がそんな光景よりも俺は生徒会室の内装に驚きを隠せないでいる。
キョロキョロとあたりを見渡すと唖然とした。
なんだ…この貴重品の数…壺とか絵画まで飾ってある。絶対にいらないであろう装飾品ばかりだ…。
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