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俺の大好きな はじめちゃん
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「…あ"~!!!うあ~!!!」
「うるさい…達也…。もっと色気ある声出せないの…?」
「出せ…ない!あっ…!!?ゔ~!!!」
「どう?気持ちいい?」
「あっ…あぁ…ッ…す、っごく…
気ん持ち悪ううぅうういいいいーーーーッッ!!!!!」
嗚呼、
教えてください神様。
どうして俺はこんな体に生まれてきたんですか。
彼氏を十分に満足させてあげられない。
悲しくて 泣きそうだ。
ねぇ、教えてください神様。
どうやったら、尻でイケますか?
ーーーーーーーーー
俺、望月 達也 高校2年。
一変 女みたいな顔してるけど 中は男。
ある日の学校での出来事…。
「はじめとたつって本当仲いいよな。付き合ってんの?」
ふと、幼なじみである友達の敬太から言われ 俺は照れながら頷いた。
「え!マジ!?何日目?」
「…5ヶ月目…くらい…」
「へー、そうだったのか!いやぁ、めでたいね。はじめから全然聞かされてなかったけどなぁ」
敬太の手に握られていた空のいちごオレの紙パックが、倒したり起き上がらせたりなどの動作をしていた。
俺は、同じクラスの幼馴染である伊月 一(イツキ ハジメ)と付き合っている。
通称はじめちゃんは男であり クラスの中で一番モテる。
そのはじめちゃんと付き合うことができたのは俺がはじめちゃんに告白したからだ。…なんとはじめちゃんは即OK。
憧れのはじめちゃんと付き合うことができたのだ。
「はじめちゃんはそういうの自分から言わない人だから。」
「まー、確かにな。そういうの周りに言いふらされて冷やかされるのが嫌いだからな」
敬太とはじめちゃんは双子の兄弟で、敬太がお兄ちゃん。
「いやでも、本当相手がたつで良かったよ。お兄ちゃん一安心だわ」
ガラッ
「達也ー、パン買ってきたよ」
教室を抜けていたはじめちゃんが帰ってきた。
「あれ、はじめちゃんトイレ行ってたんじゃなかったの?」
「行ってない。お腹すいたから購買でパン買ってた。後…なんか変な二人組が騒いでたの見てた」
「ふーん…、…てか…はじめちゃん食べ過ぎ。さっきもホットドッグ食べてたよな」
はじめちゃんは買ってきたパンをどっさり机の上に置いてひとつ開けると食べだした。
「達也も食べる?」
ずいっと俺の方に食べ掛けのパンを渡すはじめちゃん。
「いらない。…ダイエット中だから」
「あはは!お前は夏のプール前の女子か!」
ゲラゲラ笑う敬太に、俺はぷるぷると怒りを抑えた。
「嘘に決まってんだろ!食べる!頂戴はじめちゃん!」
ムキになってそういうと、はじめちゃんは食べ掛けのパンを素早く俺の口に突っ込んだ。
「むごっ!?そん、いきなり…突っ込まなくても…ッ」
口の中が パンで詰まる。
「はっ…、ごめん。なんとなく突っ込みたくなったから…つい」
はじめちゃんはパンを俺の口から引き抜いて申し訳なさそうな顔をした。
「ううん!全然いいよ!ゲホッ!…うん!」
あぁ、かっこいいはじめちゃん…。
困った顔もかっこいい…♡
「そーいえば、二人とも、もうアレはやった?」
「あれって、何?」
「はー?わかれよ、セックスだよ。」
「せっ!?せせせせセックス!?///」
俺は敬太の意外な言葉にテンパった。
はじめちゃんは相変わらず無表情。
「なーに言ってんだよ、付き合ったんならセックスすんのが当たり前だろー?早くやっちまえよ!はじめ!お前がリードするんだぞ!」
「…でも、それって男同士だと痛いって聞いたぞ。達也に痛い思いしてほしくない」
はじめちゃんが俺を…心配してくれてる…。
はじめちゃんかっこいい!抱いて…///
「俺…!はじめちゃんとせ…セックスやりたい!!はじめちゃんと!!したい!!」
教室であるにも関わらず 俺は大声をあげてしまう。
「あっ…」
かあぁ…と、顔が熱くなる。
何言ってんだ俺…大声で…///
「ちょwwたつwww大胆すぎwww教室でセックス宣言かよwww」
机をバンバン叩き笑い悶える敬太。
はじめちゃんは…、呆れたのか立ち上がる。
「…いいよ。達也がやりたいなら」
はじめちゃんは…俺の手を取って微笑んだ。
「ほ、本当!?///やった!」
なんと、はじめちゃんからOKをもらっちゃった!!!
嬉しい!!!!!!
なのに。
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