アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
レイ様 17
-
地下室の仕事場に向かう。
「なぁ、レオ。何故、あの時俺を抱きしめたんだ?」
「あ、あれですか?レイ様が、嫉妬してたから。嫌でしたか?」
「嫌じゃなく、嬉しかった。俺を求めてるレオも好きだ。俺は、小さな男だ。他のやつが、レオに触れるとイライラする。俺のレオなのにって。」
「レイ様、嫉妬するんですね、可愛いです。」
「か、可愛くなんか…。んっ、レオ。」
「可愛いですよ?すぐ真っ赤になるし、いつも私を見てるし。」
仕事用の椅子に座ると、
レオは、ほっぺにキスをしてくる。
確かに、俺はレオをずっと見ている。
側にいないと、落ち着かない。
「レオ…。」
「甘えても、ダメですよ?今から、少し仕事です。それから電話をしないと行けません。」
俺は、キスをねだるが、ダメだと言われた。
はぁ。電話って誰にだ??
「電話は、誰にだ?」
「先ほど、天豆様から電話が入ったと連絡がありました。急ぎだそうです。」
「天豆?急ぎね…」
「どうか、されましたか?」
「レオ、これは命令だ。天豆には、近づくなよ。絶対だ。 電話までは、許すが。それ以上は、ダメだ。例え、中に入れる際も、俺を呼んでくれ。」
「分かりました、レイ様。私も愛されてるんですね。」
「当たり前だ。あの日から、ずっとだ。一目惚れして、どうしょうもなくて…。出て行ったら、どうしょうとか考えてたからな。」
天豆か…
危ないからな。触るし、イケメン好きだし、俺と似てるからな好み。取られる可能性がある。
レオを、大事にするのは、俺だけでいい。
電話が鳴り、レオが受話器をとり話をしている。
自分の名前は、名乗って無かった。レオ。
「レイ様、天豆様からです。」
「あ、ありがとう。」
「いえ。」
俺は、膝に座るよう指示し片手で抱き寄せる。
レオは、横向きで座り抱きしめ返してくれた。
「もしもし、俺だ。あー、急ぎって聞いてるけど何?」
「お、元気だな。急ぎじゃねぇよ。全然。暇。」
「切るぞ。」
「ごめんって、嘘だよ。今日さ、そっち行こうかと思って。」
「何しに来るんだ?俺は用ない。」
「遊びにだよ。」
レオは、首を舐め始める。
くちゅっ、ちゅっとたまに音がする。
「んっ、来なくて、、、いい。」
「えー、暇。そっちでさ、喋ろうよ。」
受話器を離しレオに『舐めるの止めて。』と言うと『イヤです。可愛いレイ様』と返ってくる。
「んぅ、あっ。よ、用事出来た。」
「何の?」
「んっ、外に出る用事だ。これ以上は話せん。」
「じゃあ、夜は?」
「んぅ〜、夜は外泊だ。」
「はぁ、今日は諦めるよ。またかける。じゃあねぇ〜」
電話をやっと切ってくれた天豆。
レオは、首を舐め構ってって言ってる様に見えた。
「あっ、んぅっ。レオ、もいいっ。」
「ん?レイ様、今は、私がしたくてしてるんですよ?レイ様がお優しいから。レイ様、口開けて下さい。」
レオは、片手で顎を上げキスをしてくる。
舌を口の中に入れ、絡めてくる。
あちこちに動く舌は気持ちいい。
「んぅ、ちゅっ、あぁっ。レオ」
「んっ、気持ちいいですね。レイ様。仕事です。続きは、また後で。」
レオは、口から糸を引かせ舐めとる。
「仕事終わったら、続きします。それまで我慢です。」
「レオは、イヂワルだな。」
「ん?そんな事は。レイ様を愛してるので。」
「また、騙されないぞ。」
「可愛いレイ様。仕事終わらせましょう?」
「あ、あぁ」
レオに弱い俺は、レオに勝てない。
大好きなレオに言われたら…な。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
33 / 55