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朝焼けと、仲直り。5
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それからどれだけ時間が経ったやろか。
なんか目が覚めて。
辺りはまだ薄暗い。
…お、日の出や。
地平線から綺麗なオレンジ色の太陽が顔を出す。
こんな景色、ヒナと見れたらなぁ。
はぁ…ほんまにどうやって帰ろ…
?「すばる!」
聞き覚えのある声がする。
ヒナの、声やんな…
…あかんあかん、また幻聴が聞こえてもうてるやん。
?「すばる!?大丈夫か?!」
そっと顔を上げるとヒナが心配そうな顔して俺を見とる。
赤「あれ…はは…俺幻覚まで見えてきてもうたんかな…」
紫「幻覚ちゃうわアホ!こんな所で何してんねん!」
赤「…ごめん、なさい。」
紫「むっちゃ探したんやからな!すばるのこと!」
俺ん事、探してくれたん…?
赤「別に…俺1人でも家帰れたし。」
なんでか、意地を張ってもうて。
紫「せっかく探して迎えに来てやったんやで!?ありがとうとか無いんか?!」
また言い合いになってもうて。
あかん、もう頭ぐちゃぐちゃやッ…
もうさらに仲悪くなるんは嫌や…
紫「ハァ…ほな俺帰るわ。1人で帰れるんやろ?」
赤「…待って…」
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