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お出掛け
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新
あれから一時間ぐらいが経った頃かな…あの人は夜になったらまた来るのかな…来たらまた僕にあんな酷い事するの…やだ…怖い…
コンコン
「失礼します 新様少しは落ち着かれましたでしょうか?」
いきなりノックの音がして一瞬ドキッとした
だが、部屋に入って来たのは愛斗さんだった
「何…」
「はい 今日は私と一緒にお出掛けをしませんか?」
「え…?お出掛け?良いの勝手に出掛けて後であの人に怒られるんじゃあ…」
「大丈夫でございます 若の指示でもございますので」
「え⁉︎帝の!」
「はい 今から物を用意致しますので少々お待ちください」
愛斗は部屋にあるクローゼットの中を開けた
そこにはいろんな服があった
愛斗は服を選ぶと新な方へと来て服を目の前に置いた
「では 着替え終わったら教えて下さい」
それだけ言うと部屋から出て行った
本当にこっから出られるの?どこに行くのかな?それにもし上手く行ったら逃げ出せるかも…
多分帝は居ないと思うし…帝が居なかったら逃げれる自信はあるかも…愛斗さんはどのぐらい強いか分からないけど…よし…逃げよう…もうあんな事したく無いし…
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