アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
6 ※
-
【side: アーヴィング】
「はぁ…は、はぁ……」
熱い 熱いベッドの上。
まるで発情時のように激しいセックスをし、呼吸が乱れる。
気持ち良すぎる。
毎度思うが、通常のセックスでもここまで気持ちがいいと感じるのは余程身体の相性がいいのか、運命の番だからなのか……
「ぁ…ぁ、あぁ……ぁ……」
強すぎる快感に、背中をピンと立て顔を天井に向けながら震えているリシェ。
わりと初めの段階から我慢していた熱を一気に注ぎ込んだ。
いつもよりもずっと熱く、そして長い快感が続いていると思う。
俺も、自分はこれ程までに我慢ができるのかという程我慢をしてしまった。
散々出して、少し動けばリシェの蜜と絡まった卑猥な液体が繋がった場所から流れ出る。
それに再び自身を硬くしてしまった、矢先ーー
「っ、お……っと」
ガクリと倒れ込んできた番を抱きとめる。
「ぁ…ん……ぁ……」
「トんでしまったか」
焦点の定まってない目でピク…ピク…と余韻に震えるリシェ。
正直これ程激しいセックスはしたことがなかったから、意識が飛んだのだろう。
(なぁリシェ、分かったか?)
俺を怒らせたら、こうなるんだ。
君には本当に気をつけてもらいたい。
抱いたまま再び体の位置を変え、ベッドに寝かせた番の上で再び腰を動かす。
出した熱はそのままナカでグチュグチュ音を立て、いよいよ卑猥なものとなっていく。
「あぁ、リシェ…リシェ……っ」
ーー正直、この衣装をこうやって使うαは多いのではないかと考えている。
自分のΩがこの衣装を身につけ踊り大勢に見られることに嫉妬や独占欲を感じ、夜な夜な衣装ごと激しく抱いているのではないだろうか。
このΩがここまで快感に溺れるのを見るのは自分だけだと。
自分こそがこの者の番なのだと。
そう思いながら抱いているのではないだろうか。
この乱れた行為に不釣り合いな高貴な鈴の音も、より背徳感を出し気持ちを高めるのでは……
(まぁ、あくまで予想だがな)
「ぁ…ぁ、アーヴィング、さまぁ……んっ」
「っ、リシェ」
意識を飛ばしても自分が動くのに合わせ可愛らしく鳴く番。
こんな姿は、俺しか知らなくていい。
誰にも見させはしない。
俺だけの、俺だけの愛くるしい運命の番。
「くっ……!」
「ぁ、あぁぁっ、あちゅぃ……っ、ん…」
再び熱を注ぎ込むと、ビクビク震える身体。
もう呂律も回ってない。
嗚呼、本当に なんて愛おしい。
まだまだ熱は、治らない。
続けて腰を打ち付けると、それに合わせまた声をあげ感じてくれる。
意識が戻った時、重すぎる自分の身体に驚くことだろう。
ナカの熱はわざと掻き出さず、いっばいにして残しておこう。
意識が無い間もずっと抱かれていたのだと、思い知るといい。
「ぁ、ぁん、ぁ、アー、ヴィング、さ、まぁ」
「……なぁ、リシェ」
だから言っただろう? 俺の愛は重いと。
意識を飛ばしても尚注ぎ込まれる俺の愛を、リシェは目を虚ろにしてただ喘ぎ、受け止めていたーー
〜fin〜
※衣装はリシェを抱きつぶした後アーヴィングがしっかり買い取りました(「また使おう」ではなく「愛液に塗れた服を誰にも渡したくない」という独占欲から)
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
47 / 72