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【side: リシェ】
失敗したと思った。
すぐ脱がないとと思ったけど中々脱がせてくれず。
驚くほど自分の身体に合った服のおかげか「もっと着飾りたい」と詰め寄られ、どうしようと思っていた矢先
番の声が聞こえてきて、身体の力を抜いた。
確かに、今回のは僕が悪かった。
前回と違い完全に僕の不注意で、あれよあれよと着てしまった僕の責任。
だから、怒り狂ってるアーヴィング様からどんな仕置きをされても何も言えない…けれ、ど……
(怖いっ)
いつも甘く抱かれていたベッドで、冷たい表情のアーヴィング様に見下ろされる。
思わず目を閉じたくなるけどそんなものが許されるはずなく、ひたすらに番を見つめていて。
「……リシェ」
アーヴィング様の顔がゆっくり降りてきて、いつものようにキスから始めてくれた。
だがーー
「ん、んんぅ!ん……ん!」
いきなりグチュリと舌を入れられ、思わずビクリと震える。
啄むような優しいものではなく噛み付くような強いもの。
口の中を音を立てて掻き回され、なす術なく翻弄されてしまう。
舌の付け根から裏筋から歯茎まで満遍なくねっとりと舐め上げられ、それだけで身体がビクビク跳ねてしまって。
「ふ…ん、んぅ……ぅ」
口の端から溢れる唾液をそのままにひたすら口内を犯され。
やがて離れた時には、身体へ力が入らなくなってしまっていた。
「はぁ…は、はぁ…はぁ……」
「あぁ、いい表情だなリシェ。この服ともよく合う」
「そ、そんな……そんなのは ーーぁ、っ」
マントを取られ民族衣装だけになり、クニッと指の腹で胸の粒を押される。
「キスだけでこんなに立たせてしまったのか?
服の上からでもわかるくらいだ。ほら、自分でも確かめるといい」
「や、うそ……ぁ…ん」
腕を持ち上げられ、服の上からプクリと主張しているものを触らされる。
布が薄い所為かまるで直に触っているように感じてしまうそれに、ピクッピクッと身体が反応してしまって。
「淫らだな」
「ゃ、だ…いや、いやですアーヴィング様っ、腕を…離しtーー ひぁぁ!」
胸元へ降りてきた顔にパクりと加えられ、舌の上で転がされた。
「ぁ、あぁ……っひ、あ、あぁ、待っ!」
布越しなのに器用に刺激され、ゾワゾワしたものが身体を駆け巡る。
快感から逃げようとするけど覆い被さる身体の下から抜けることができず、頭をいやいや振ることしかできない。
いつも直に触られるから、布越しという初めての感覚にどうしようもなく感じてしまう。
しかも、いつもより強く吸われたり押されたりしていて、はしたない声がいっぱい漏れて…それを自分で聞くのも恥ずかしくてーー
(っ、ゃだ、うそ)
まだ全然触られてない場所が、既に勃ちあがり薄い布を押し上げている感触がした。
嫌だ、なんてはしたない。
キスと胸の愛撫だけで、こんなになってしまうなんて……
(しかも、もう、イッちゃいそう……っ)
身体中の熱がどんどん溜まり、もういつ達してもおかしくないほど膨れあがっている。
触られてもないのに出すなんて、そんなのしたことない。
けど、アーヴィング様からの刺激に震えるたび先からトロトロと蜜が溢れていて、もう達するなんて時間の問題。
「ぁ、あ!アー、ヴィングさま…ひぃっ」
ようやく離れたと思ったら、次は反対側の胸。
離された方はアーヴィング様の唾液でテラテラ光っていて、布も最早意味を成していないくらい自分の乳首が立ち上がっているのがわかって。
(ぁ、やだぁ……っ)
恥ずかしいと思った瞬間、ビクンッと大きな快感の波がきて熱が一気に動き始めた。
ぁ、ぁ、うそ、イッちゃう、も、限界。
ガクガク震える身体。
大きくなる声。
触られずにイクなんて恥ずかしくて嫌だ。
でも、止められない快感に身を任せギュッと目を閉じる。
「ひ、ぁぁ…ぁ、あ、あ!
あぁ、ーーっ!!」
ギュッ!
「誰が、イカせてやると言った?」
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