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リクエスト18: マントを使ったリシェとアーヴィングの巣作りの話
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マントを使ったリシェとアーヴィングの巣作りの話
※リクエスト14後の時間軸です
【side: リシェ】
「こんなもん…かな?」
ベッドの上に敷き詰めた、いくつもの大きなマント。
向きを合わせたり上手く重ねたり、色ごとにまとめてみたり。頭の働くうちに綺麗に見えるよう試行錯誤してようやくできた巣。
(喜んで…くれるかな……)
「ぁ、っ」
ビクリと身体が震え、後孔がトロォ…と濡れてくる感触がする。
息が上がって、目の前がぐらついて、脳がジィ…ンと熱くなり段々何も考えれなくなってきて。
「アー、ヴィング…さま……っ」
ついさっき持ってきた1番濃い匂いのするマントを抱きしめながら、巣の中心へと倒れ込んだ。
きっかけは、先日したセックス。
見学に没頭しすぎて帰りが遅くなりマントを貸してもらって、そのまま倒れ込むように身体を重ねて。
上から包んでくださるアーヴィング様と同じように、敷いたマントがまるで下から包んでくれてるみたいで、その間に挟まれとにかく気持ち良かった。
匂いのサンドイッチ。ほんと、上からも下からもアーヴィング様を感じて、顔をどこに向けても匂いが追ってきて身体ごと全部匂いに浸かっているかのような感覚で、乱れて堪らなくて。
…正直、普通のセックスであそこまで発情期のときと大差なかったのは初めてだと思う。
(それで、ちょっと興味が湧いちゃったんだよなぁ)
普通であのぐらいになるなら、発情期のときマントを敷いてたら どうなるのか。
浮かんだ好奇心は止まることを知らなくて、次の発情期の時期を調べ逆算し少しずつ計画を立てていった。
アーヴィング様はマントをたくさん持ってらっしゃる。
訓練場にある個室へ入った際、丁寧に畳まれたものが積み上がっているのを見かけた。
そのあまり使われていないもの…謂わゆる2軍マントを、見学の時にちょっとずつ持って帰ってくる。
1軍マントはよく使われるので、無くなったらきっとバレてしまう。だからまずは2軍から。
いくら2軍でも、アーヴィング様の個室に置かれているものな分匂いはしっかり付いてる。
それを見つからないよう部屋の戸棚に隠し、一枚一枚増やしていって巣作りの材料にして。
(この前は1枚であんなになったのに、こんなに敷き詰めてしかも発情して…僕相当やばくなるんじゃないかな)
身体中溶けて、いよいよ大変かもしれない。
けど、アーヴィング様は喜んでくださるかも。僕の感じる姿を見るのがお好きみたいだし、わざと声が出るよう気持ちいところを抑揚付けて突いてくださるし。
ドロドロに乱れてバカみたいに頭働かなくなった僕のことも…たくさん愛してくださるかもしれないなぁ。
そんなことを考えだしたら、もう止まらなくなってしまって。
次の発情期が来るまでの間、期待と緊張でいっぱいいっぱいになっていた。
そしていよいよその日が近づいてきて、2軍から1軍へと持って帰るマントを変えて。
ーーそして今日、現在。
「はぁ…ぁ…ゃ、ば……」
いつもより熱の回りが早く、既に後孔はドロドロ。
着ている服が少し擦れるだけで声が出るほどに身体が高まっている。
すごい、いつもはもっと遅いのにもうこんなになってしまった。
(ど、しよ……これ、つらぃ…)
発情期に入るとアーヴィング様も一緒に籠るため、いつもめいっぱい仕事してから来られる。
どれくらいで僕が発情するか分かってるし、それを逆算し毎回ピッタリくらいに部屋へ戻ってきてくれていて。
だから、今回もきっと来られるのはまだ先。
「ぁ、っ、あ、ぁ、うぅ、んっ」
抱きしめたマントに腰を擦り付けるのが止まらなくて、下がグッショリ濡れてしまってる。
自分の背丈より大きなそれに包まれるだけで達し、少量の熱が何度も何度も吐き出され、その度に締まる後孔から蜜が溢れだしもう前も後ろもグチャグチャ。
(ぁ、マントにシミができて…色が、変わってる……)
まるでアーヴィング様を汚しているかのような状況に、もっと興奮しもっと身体中が感じてしまって。
「ひっ、ぁ、あぁぁっ、あ、あ、あ!」
もっと、もっとマントを汚したくて、腹にくっ付くくらい勃ち上がった自身と後孔へそれぞれ手を伸ばした。
グチュリと音が鳴るソコは、手を動かせば動かすほど気持ちがよくて、どんどん どんどん蜜が流れ出てきて。
「ぁ、はぁ…は……ぅ、ふ、んっ、んっ」
マントに顔を埋めながら、ひたすら手を動かす。
気持ちい。どうしよ、もう既にアーヴィング様に抱かれてるみたい。すごい、イくの止まらない、簡単にイっちゃう、どんどん出ちゃう、もっと
もっとーー
「リシェ」
「ーーっ、ふ、ぇ?」
ガバッとマントを顔から外された先。
明るくなった視界に、アーヴィング様が写った。
あれ? もうそんなに時間経ったの?
お仕事終えられた??
「…やはり、早めに来て正解だったな」
呆れ顔で、ぼぉ…っと見つめる僕の頬に手が添えられる。
「マントが無くなっていたのは知っていた。積んだ山が少しづつ低くなっていたからな。
誰が持っていっているのかも、何のためなのかも薄々。
よく使うものも無くなってきていよいよ大胆になったなとは思ったが、まさかこれ程効果があるとは……
気持ちいか? リシェ」
「ぁ、は、ぃ…きもちぃ、です……」
「だろうな、自らこんなに触って…自慰にもほどがあるぞ。
何本咥えてるんだ、ココは?」
「ひあぁ!」
自分の指を入れてるナカにズプリとアーヴィング様の指が入ってきて、押し出されるように吐精した。
「もうグズグズだな…挿れても問題なさそうだ」
「あ、挿れてっ、挿れてくださぃ、アーヴィングさまっ」
「…さて、どうするかな……
勝手にマントを持っていった仕置きをしなければならないし、俺も早く来たし……」
「そん、なーー」
「なんてな、嘘だ」
「ひぃ!? っ、ぇ」
いつの間に脱いだのか、後孔の指を引き抜かれ素早く擦り付けられたアーヴィング様のモノ。
濡れていて、もう先走りが垂れている。
そのままーー
グジュンッ!
「っ!? 〜〜〜〜ぁ!!」
一気に最奥まで突き挿れられ、ヒクッと息が止まった。
目の前がチカチカ、星が飛んでいる、身体の震えが止まらなくて背がのけ反る、駄目だ、変な声しか出ない、熱がものすごい勢いで飛んで、たくさん、イクの止まらなくて、全然、思考追いつかなーー
「すごいなっ、もう中盤ぐらいの熱加減だ。
これはマントに嫉妬しそうだな」
「ぅ、〜〜っ!ぁ、ひぃ……!」
「言葉も出ないか、リシェ。
いい、このまま身体ごと全部で俺を感じ、熱に浮かされろ。
敷き詰めたマントの色を全て変えるくらいドロドロに乱れるんだ」
「そうすればお前にマントを貸した意味もある」と何か呟かれたが、あいにくもう耳には入ってこない。
太くて長いアーヴィング様のモノが、自分のナカに埋められている。
アーヴィング様の匂いに全身を抱かれている。
何処を向いても匂いが追ってきて、逃げられないくらいまとわりついてくる。
「ぁ、あ、あ、あ!」
容赦のない突き。またすぐに吐精してしまう。
アーヴィング様のマントに囲まれ、本物のアーヴィング様が来られてようやく巣が完成して。
今回の発情期はこの巣の中で過ごせることに喜びでいっぱいになりながら、もう言葉も無くすほどに襲いかかってくる熱に身を委ね
「っ!〜〜っ!」
ただひたすら、大きな身体にしがみついて快感を追った。
fin.
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