アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
3 ※
-
「とりあえずヌくか」
「ヌっ、ぅあ、」
洗い場の椅子へ座るアーヴィング様の膝に乗せられ、後ろから自身をギュッと握られる。
いつもより温かい手。
温泉のおかげでアーヴィング様の身体もほぐれてるみたい。
(すご、もう気持ちい)
触れ合ってるところの肌の吸い付き具合で、普段以上に近くにいる感じがする。
よく温まっていて、柔らかくて気持ちくて、とろけそうで。
ーーこんなの、ナカに挿れられたらどうなるんだろう?
「っ、ぁ」
「リシェ、まだ動かしていないのに感じるなんて、期待してるのか?」
「ん……期待、してます…っ」
「いつからだ? もしかして馬車に揺られていたときから?」
「は…あぁ……」
耳元でわざと会話され、ピクピク震える。
吐息混じりの声に焦らされ、身体の熱が上がるのがもう止められない。
どうしよう、心臓がバクバクうるさい。
吐く息も熱いし涙で目の前が霞む。
ただ握られてるだけなのに、もう先走りで手を汚してしまってて。
後孔もじんわり濡れてき始め、ちょっとだけアーヴィング様の膝に…垂れてーー
「リシェ」
「ひぁっ、」
耳元で大きく呼ばれ、思わず肩が跳ねた。
〝期待〟。期待なんて、そんなのは……
「りょ、旅行が決まった瞬間から、ずっと…」
「ずっと、こうして熱い夜が過ごせるんじゃないかと?」
「……は、ぃ」
アーヴィング様の身体を休める為の休暇。分かってる。
けどいつもと違う空間で。2人だけで。もしかしたらそういうこともするかもしれないな…とは思っていた。
きっと、普段以上に気持ちいいんだろうなって。
(そうか、だから簡単に勃ったのかも…)
「は、はしたなくてごめんなさぃ……」
恥ずかしくなってまた両手で顔を隠すと、背中越しにクツクツ笑われた。
「謝らなくていい、俺も多少なりと考えていたから。
初日からこれは少し驚いてるがな、君は普段奥ゆかしいから。だが、こんな一面も見れて満足だ。まったく初だな、ほぐされて気持ちも解放されたか?
まぁ俺も ーーほら」
「あっ、?」
ゴツっと尻をノックされるような感覚。
それがなんだか瞬時に理解して、ぶわっと匂いが広がる。
「ぁ、あ、ぁ…アーヴィング、さまっ」
「期待していないと、俺もこうならない」
「ひぅ、っ」
駄目だ、腰が勝手に擦り付けるよう動きだす。
後孔からも欲しい欲しいと蜜が溢れ出て止まらない。
先走りも漏らしてしまったようにトロトロで、アーヴィング様の手を使って自慰してるみたいになってて。
スルリと、もう片方の手で後ろから頸を撫でられた。
それにゾクリと震えて、Ωとしての快感がやってきて。
「あぁ、嬉しいな。リシェも期待してくれていたことが」
「ア、アーヴィングさまっ、もう……っ」
「番の期待には、答えないとな」
「っ、ひ!!」
ガブリと、噛み跡の上から再度跡を付けるよう押し付けられる歯。
それに一気に身体中電流が駆け巡って、達して
「あっ!?」
快感に震える間もなく、ズプリと太く長いモノが埋められた。
「ぁ……あ…ぁ……っ」
目の前でチカチカ星が飛ぶ。
何が起こったか、まだ頭がついていかない。そんな僕を背後から包みながら
「4日間 楽しもうか、リシェ」
アーヴィング様の熱を帯びた声が、耳元に降ってきた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
67 / 72