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「あっ、」
大通りから離れた人気のない路地裏で、抱きしめられる。
「いつからこうなっていた」
「大通りに…出てから……」
「乳首が擦れるのか?」
「ぁあっ、ん」
サワリと撫でられ、身体が震えた。
「これくらいの刺激でこうとは、歩いているとき辛かっただろう。何故言わなかった?」
「ぁ、ふぅ、っ、ん、アーヴィングさま…手を」
「君はこんな顔をしながら、俺に引かれて後ろを歩いていたのか?」
「あぁぁ!」
一際強くつねられ、大きな声が出る。
「抱きしめられて、軽く達したな。
先ほど。大通りのあんなに人がいる場所で」
「ぁ…ぁ……あ…」
「ーー気持ちよかったか、リシェ」
「っんうぅ!」
ピュクリとまた小さく達し、路地裏の壁にもたれた。
耳元で話す低い声も、もう全てに感じてしまう。
全部快感に変わる。自分の身体が敏感になってる。
「リシェ、逃げるな」
壁に縫い付けられ、顎に手を置かれ上を向かされる。
「僅かばかりの吐精では治らないだろう。
触ってほしければそう言うんだ、ここでスる」
「ぇ、ここ…外……っ」
「すぐ言わなかった罰だ。
ここは大通りから離れてはいるが、賑やかな声がよく聞こえるな。もしかしたら誰か迷い込んでくるかもしれない」
「っ、そんなの、」
「だから早くしたほうがいい。今なら人の気配はないし遠くから聞こえてくるのみだ。
ほら、リシェ」
「……ぅ…」
…元はと言えば僕が悪い、か。
それに、身体が限界で番に触ってほしくて堪らなくなってる。
アーヴィング様の雰囲気的にも、ここは素直に従ったほうがいい…かも……
「さ、触って…くださぃ……っ」
「なら、前をはだけさせて。自分で見せてみろ」
「……っ」
言われた通りユカタを肩から下ろして上半身を見せると、満足そうに笑う顔。
「嗚呼、卑猥だな。
こんなに赤く熟し、腫れて。
擦れてもっと大きくなったんじゃないか? まるで触ってくれと言わんばかりだ。
リンゴ飴も比じゃないぞ」
「っ、そんな、ーーあっ」
直に触れられて、思わず漏れる声。
「昨晩からの余韻か……いいだろう。
たくさん 可愛がってやる」
***
「〜〜〜〜っ!ん!!」
求めていた乳首への刺激。
爪でカリカリ引っ掻かれたり、摘まれて前に出されたり、潰されたりこねくり回されたり、舐められたり吸われたり……
与えられる全てを感じ取り、快感に変え達す。
身体中の力が抜けて、もうアーヴィング様無しじゃ立ってられない。
(乳首しか触られてないのに、こんなにイっちゃってる…)
発情期や普段のセックスでもこんな事なかった。
「どんどん敏感になっていくな、気持ちいか」
「んっ、きもち、いぃです……ぁんっ」
アーヴィング様の長い指先にピンッと弾かれ、また震える。
吐精は全て下着の中で。アーヴィング様からの命令だ。
(下着…ぐじょぐじょ……)
吐精に混じり後孔からも蜜が溢れていて、漏らしたみたいにグチャグチャになってる。
もう滴ってしまいそうだ。
「ほら、リシェ。最後だ」
「あ、ぁ、あっ、〜〜〜〜っ!」
片方を歯に挟まれながら、もう片方は思いっきり指の腹で押し潰されながら、ガクガク震えた。
こんなに乳首だけでイくなんて駄目だ、変になる。
(後ろ…さみしぃ)
やっぱりアーヴィング様のモノが欲しい。
はやく、早く宿に帰って
番に 抱かれなければーー
「アー、ヴィングさま、ぁの」
「リシェ、まだ終わりじゃないぞ」
「え? ひゃあぁっ!?」
一気に下着が下ろされギュッと掴まれる僕のモノ。
「アーヴィング様、いま最後って」
「乳首はな。やはりココだけの刺激じゃまだ完全には達せないようだから。
しごいてやるから、思いきりイきなさい」
「え!? ぁの、今はその ーーあぁっ!」
「ほら、集中して」
「あ、ぁっ、ぁ、ぁ、あ!」
(待って)
もどかしさは確かにあった。
けど、今触られるのはまずい気がする。
なんだか…よくわからないけど……
(なんか、出ちゃ……っ!)
「ア、アーヴィングさま止めてくださっ、なんか、へんっ」
「大丈夫だ、そのまま身を委ねて」
「あ、あ、あっ!だめっ、待って!」
本当に変。
なにか違う、今までと、なにかが。
「ほら、リシェ。もうちょっとだから暴れるな」
「あぁ!? ひっ、ぁ、ゃだ…ゃ、でっ、あ!?
ーーあぁぁあぁぁあぁぁ!!」
プシャッ!と堰を切ったように出だしたそれは、止まることを知らないように出続ける。
「あー!ぁ、あ!あ!あんん!んーっ!」
ビクビク震える身体。
止まらない開放感にチカチカ霞む目。
頭が真っ白になって、意識が…飛びそうで……
ガクリとアーヴィング様にもたれかかったときには、地面に大きな水たまりができていた。
「よく頑張ったな、リシェ。
初めての潮吹きにしては上出来だ」
「…アー、ヴィング、さま……」
「宿に、戻ろうか。このままだと止まらなくなる」
「ぁ、戻りたぃ、戻りたいです、匂い独り占めしたぃ、はやく ココにーー」
「あぁ。欲しい欲しいとヨダレを溢している後孔に、ありったけの俺のモノを くれてやろう」
「ーーっ、はぃ……」
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