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記憶
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-玲翔side-
あ…れ?ここ何処だ?辺り一面、真っ白なんだけど…さっきまで教室にいて浅川君と話してて…
あぁ…俺は倒れたんだ。ってことは、夢?
『玲~! 龍と一緒に遊ぼ〜よ〜』
『はいはい、分かったよ、悠』ザザッ
誰だ?
幼い頃の俺と……悠って奴…?
ザザッ
『ふふっ…人を殴るのは好きじゃないけど、玲がやるなら着いていくよ!』
『俺もだぜ?親友!』
『2人ともありがとう…』 ザザザッ
あ、龍もいる…
さっきは幼稚園生くらいだったけど、今は中学生くらいになった。
それにしても…これは夢なのか?現実にあった事なのか?
もし現実にあったのだとすれば、俺は悠って奴のことを全て忘れてしまっていることになる。
今見ている夢は全て身に覚えのない事……。
まるで他人の記憶を見ているみたいだった。
でも、この夢の中にいるのは紛れもなく、幼い頃の俺と龍だ。
……まぁ、ただの俺の妄想かもしれないけどね。
「ぉ…い、大丈夫かー…」
遠くで誰かが呼んでる…起きなきゃ…
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