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苦手な理由?
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-玲翔side-
高木が嫌いな理由を話そう。
ここに入学して初めての生物の授業の時だった。俺はごく普通に授業を受けていた。普通に!!
そこで、何故か分からないけど、高木がやたらとチラチラ見てくる事に気が付いた。その事に最初は窓側を見るのが癖なのかなと思っていたのだが、彼は俺を当ててくるようになった。
そこで違和感を覚えた。
今では1回の授業につき3回は高木からの質問が来るようになり、俺は心底鬱陶しく感じていた。
それに…高木は前髪が長いのだが、稀にそこから覗かせる目が特に気持ち悪い。
じっとりとしたような…舐め回すような感じなのだ。
とてもとても気持ちが悪い……吐き気がする。
『玲翔〜!大丈夫か~?ホントびっくりした!』
授業中という事もあり、 小さな声で 直哉が話しかけてきた。
『おう、大丈夫だ…心配掛けたよな、ごめん…』
『いやいや、玲翔が謝るようなことじゃないよ!それよりも、倒れる前に体調が悪かったんだったら言ってよ!』
『体調は普通によかったんだけどな〜』
そうして会話を終えてしばらくしたら、授業の終わりになった。
「じ…じゃあ、今日はここまで!」
号令係「起立、れーい、ありがとうございましたー」
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