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昼休み その3
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-玲翔side-
それにしても…混んでるなー
食堂はとても混んでいて、俺達全員が座れそうな席はありそうには無かった。
「あー!!!玲翔!!どこいってたんだよ!!!」
……これはもしかしなくてもアイツだよな。マリモだよな。
転校生の両隣には同じクラスの
…確か、藪中 天翔(やぶなか てんしょう)と
美島 疾風(みしま はやて)って言ったかな?まぁその2人がこちらを睨んでいるようだった。
俺達((うん、無視だ…無視するんだ。))
直哉(あそこに突っ込んで行ったらめっちゃ嬉しい展開になりそうだけど……ッ…今は退散だ!)
「なっ何で無視するんだよ!!無視したらダメなんだぞ!!!そんな事も親に教えて貰え無かったのか?!今すぐ謝れ!!」
カッチーン…
「はあ?」
今のは流石に頭にきたよね…血管が千切れそうだ…
無視したのは事実だが(不可抗力)、それだけの事で親を侮辱するのは違うだろ。何故そうなるんだ…
アイツと関わるのは本当に面倒臭いがこれだけは放っておけん!
「え?ちょ、玲翔?」
俺は転校生の前へと向かった。後ろで友人の戸惑う声がする。
「お、俺に謝れ!!」
ゴミを見るような目で俺は言った。
「ごめんねー」
「フッ…いいz「…とでも言うと思ったか?」……ぇ」
「「…ッ!!」」
転校生達3人は驚きを隠せないようだ。
「お前は何様だ?どんだけ頭がわるいんだよ。お前に人の親を侮辱する権利なんてあるのか?そんなに大口を叩いて何になるんだ。デメリットしかないじゃん。あれ?そんな事も考えられないの?脳ミソがスカスカなのか?ああ…お前をそうしたのは親か?そうなのか?君の親をみてみたいね。
……どう?親を侮辱された気持ちは…」
すると、転校生は赤くなって怒鳴った。
「おお俺の親を悪く言うな!!」
「はい?さっきお前がやってた事と同じだケド?イラっとするでしょ?俺もイラッとしたんだけど?」
「あ…ぅ…ご、ごめん!お詫びに俺が一緒に昼ご飯食ってやるから!」
んんん?お詫びに昼飯一緒に食うだと?! 何言ってんだコイツ…
とりあえず断ろう!
「いや、気持ちだけd「おい!」えぇー…」
今度は何さ?!
「さっきから聞いてりゃ何だよその口の利き方は!」
「それに、侑李の誘いを断ろうとするなんて有り得ない!」
あー転校生の傍にいた彼らが騒ぎ出したみたい。龍達は早くここから離れたいだろうしなー…あーやっぱり話しかけなきゃよかった…
龍に先に食べといてくれと目配せをする。龍はため息を吐いてから、他のみんなと離れた席で食べる事にした。
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