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これが寮生活か…(1)
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-玲翔side-
入学式が終わり、いよいよこれから3年間我が家となる寮へ
向かいます。てか向かってます。変人こと龍と一緒に…
「はぁ…入学式うるさかったなぁ…」
「それな!俺まだ寝たかったのにぃ!玲、それより寮ってどんなだろな!?」
「あー確か、2人部屋だった気がするけど…」
「マジで!?同部屋の奴どんな感じかなー?なるべくフレンドリーな奴がいいな!」
「ふーん。俺は同じ空間に居て無害な奴がいいな。」
「お前らしいな(笑)」
15分後
そんな俺の願いは打ち砕かれた。
「フオオオァイェァア! ktkr!!黒髪イケメンじゃねーか!
これは最高の萌えを提供してくれるぞ!ぐへへへっへへっ…」
ガチャ
リビングのドアを咄嗟に閉めてしまった。
え、いや…だって
「全然無害な奴じゃねーだろ!」
あれは俺にとって有害だ、危険だ。何だよあの未確認生物は!?
お邪魔しまーすって言って入ったらもうアレなんだよ?
いや、ここにずっと留まっていてもどうしようも無い。
いざ出陣じゃー!
ガチャり…
中に入るとヤツは机に突っ伏していた。
さっきとは様子が違うがまたいつ発狂するか分からん!
「あ…あの〜同室者の方ですよね?」
ガバッ
「うぉ」
「ああ、君が同室者だね! さっきは取り乱して済まなかった!」
うん?態度変わりすぎじゃねw
言葉が通じるw
「そう言えば自己紹介がまだだったね!
俺は竹園 直哉だ、よろしく。」
「俺は神山 玲翔、こちらこそよろしく。」
会話が出来る!
これぞ言葉のキャッチボールだ!
……じゃあ、あの奇声を上げていた彼は俺の幻覚だったのか?
んんん、今は考えないでおこう…
何か事情があったんだろう。首を突っ込まない方が良いよな。
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