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昼休み その2
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-玲翔side-
俺達5人は食堂前に来ていた。
すると突然、先陣を切っていた直哉が食堂のドア前で立ち止まったから、俺は『どうしたんだ?』という面持ちで前を眺めていた。
「フッ…開けるとするか…」
「何だよ、直哉…早く開けろよ」
「フフっ…鰆兄さん、本当に開けていいのかい?開けるなら耳栓必須だよ?」
「はあ?何でだよ…てかそのあだ名やめろ!イライラするんだよ!」
何やら直哉はドヤ顔で言葉を発していた。龍馬はその顔が癪に障ったのか直哉を急かすも、直哉は更にイラッとする顔で耳栓がどうのこうのとどうでもいいような話していた。
俺は早く昼飯が食いたかった…
だから俺はドヤ顔の直哉と頭に血が上っている龍馬が言い争う横で暇そうにする立花&水野に目配せをした。
「開けちゃっていいよね」
「いいんじゃね?」
「いいでしょ」
直哉と龍馬はまだ言い争っているようだ。
「フフフ…まだ分からないかな〜耳栓は必須なんだよ!」
「あ?こっちが聞いてんのはその理由だっつーの!」
俺は食堂の扉を開けた。
「キャァァァァァァ!!」
「うおおおー!」
開けた瞬間、騒音という名の野郎共の奇声が食堂内を襲った。
「ッ!!………びっくりした」
「うっさい!」
「耳潰れる…」
俺達は顔をしかめて悶えた。
「あ〜あ、だから耳栓必須だって言ったのに」
「こういう事か確かに耳栓が必須だな…耳痛い」
「痛そうだね!!因みに耳栓しててもクソうるさかったよ!ハハッ!」
食堂で飯を食べる時は耳栓は必須だな…
耳栓があるのと無いのとじゃ耳への負担が大違いだろうし。
着けてるだけマシなんだろうな…直哉は平気そうだ。
あ、そもそも食堂に来なければいい問題じゃないか!
なんつって☆(棒読み)
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