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まずは中をきれいにしよう※腸内洗浄・嘔吐・異物挿入
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「夏樹は僕の友達だよね」
僕—夜野 灯(よるの とおる)は、目の前にいる友人に冷たい声音で問いかけた。
夏樹は明るい髪と気の強そうな顔立ちに似つかわしくない気弱な表情で僕の目を覗き込む。
「友達、だよ?」
一瞬の沈黙の後、僕は満面の笑顔を作る。
「その言葉が聞きたかったんだ」
釣られたように夏樹も表情を緩めるが、その後に続く言葉でまたもや固まってしまった。
「童貞を捨てたいんだけど、夏樹も協力してくれるよね?」
そして放課後、夏樹と僕は2人きりの生徒会室で男同士の性行為について調べていた。
「こういうことがしたいならかわいい女の子を紹介してあげるからさ、僕じゃなくてもよくない?」
夏樹は未だこの状況に納得していないようだ。女子ウケしそうな容姿をしており実際他校に異性の友達が多い目の前の人間とは違い、中学からこの男子校にいた僕は異性と上手く話せるはずがない。そんな僕の状況を察することができるわけもなく夏樹はあれこれ代案を出し抵抗していたが、とりあえず無視して話を進めることにした。
「男同士だと後ろの穴を使うんだね」
早く童貞を捨てたいのは山々だが、さすがに排泄する穴に自分の大切なものを挿入する勇気はない。
「まずは中を綺麗にしようか」
観念した夏樹の服を全て脱がせ、生徒会室の端にある洗面台に腰掛けさせた。
水が出る部分を上に向け、腰を浮かせて後ろの穴に近付ける。
蛇口の先端を中に挿し込もうと後孔を押し当てた瞬間、夏樹の腰が跳ねた。
「痛っ、」
指一本分くらいの太さしかない蛇口が入らないとなると、自分のものを挿入するのは思いやられる。少し乱暴になってしまったが逃げる腰を掴んで蛇口の上に腰を下ろさせた。
呻き声を上げている夏樹を無視して蛇口を飲み込ませると洗面台に少しだけ血が滴った。
かわいそうだから手早く済ませてあげようと考えて蛇口を勢いよく捻り、水量を最大にする。
少しして夏樹の中からはゴボゴボと水で満たされる音が聞こえ初めた。
「つめたいっ痛い…止めて…」
ガクガク震えながら夏樹は水道に手を伸ばすが腹痛でうまく動けないらしい。
(腸内洗浄する時ってどれくらい入れればいいんだろう?)
呼吸もままならず苦しそうにしている夏樹は止めてほしいとしきりに訴えていたが、冷たい水で満たされた硬くてひんやりしたお腹を押すと突然無言になった。数秒後に2、3度跳ねるように痙攣し、堰を切ったように口から大量の胃液が流れ出す。
「え゛っぅえぇぇっ」
続いてお腹を押さえながら固形物の混じった液体を吐き出した。
吐瀉物の名残りが気管に入ってしまったようで苦しそうにしているが、中を満たす冷たい水に圧迫されて満足に空気が吸えないらしい。咽せることもできず喘ぐように息をしている。
(入れすぎちゃったかな)
ハンドルを回して水を止め、ゆっくりと夏樹の腰を持ち上げて蛇口から離す。
椅子に座るのも辛そうなためひとまずは床に寝かせた。
「トイレ…っ」
廊下を挟んで生徒会室の向こうにある男子トイレを指差して、連れていってほしいと懇願する。
「10分くらい我慢しなきゃ中がちゃんと綺麗にならないみたいなんだ。もう少しがんばって」
勿論これはネットで調べた知識だが、初めて腸内洗浄を行っている僕にはとても重要なものだった。
夏樹は浅い息を繰り返しながら健気に耐えているがどうしてもキャパオーバーらしく、ちょろちょろと水が溢れ出てしまっている。このままだと生徒会室の床が大変なことになってしまうので栓をするために太めの油性ペンを挿してみたが、太さが足りないのかペンと穴の間から水が流れ出してしまった。
もう少し太いものを探して辺りを見回したところ、買ってきたばかりのエナジードリンクの細長い缶が目に付いた。缶をゆっくり押し込むと夏樹は声にならない悲鳴をあげて逃げるように体を反らせ、その反動で後孔からは更に多く水が溢れてしまった。大急ぎで上から押さえつけてなんとか全て捻じ込んまでみると、拡げられた穴からは一筋の血が流れていた。
何はともあれ水は溢れてこなくなったので一安心だ。
目の前の友人はお腹を押さえながら横たわっており、浅い呼吸に合わせてぱくぱくと開くもう一つの口からは青色のプルタブが覗いていた。
(もうすぐ僕も童貞とはおさらばだな)
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