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出産…?
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呼吸をするだけで苦しそうなパンパンのお腹が下剤によって掻き回されている状態の夏樹は、想像を絶する苦痛に苛まれているに違いない。
「無理、死ぬ…」
そう言って気を失った。
先生が来ると厄介なことになりそうなので、急いで夏樹を連れ出し保健室を後にした。
生徒会室の机に寝かせててズボンを下ろす。足を開くとお腹が圧迫されて苦しいのか、眠っている筈の夏樹の顔が歪む。
穴は以前より大分広がっていた。恐らく家でも何やら試したのだろう。
指で皺を伸ばして広げたままお腹の上部分を押してみると、入り口からは以前入れたサッカーボールが見えてきた。
サッカーボールの直径は20cmくらい。これ以上広がりようのない穴を倍くらいに広げなければ到底取り出すことはできない。
(かわいそうだけど、出してあげなきゃ死んじゃうかもだし)
お腹を強く押してみると先程よりもサッカーボールの先が見えてきたが、広がりきった穴が赤く変色しこれ以上伸ばすのは無理だと訴えかけてくる。しかし、友達の命がかかっているのだからと心を鬼にして手に力を込めた。
3分の1くらい出てきた辺りで皮膚が少し切れてしまったようだ。更に押すと血の勢いは強まり小さな血溜まりができたが、ここで退いては全て無駄になってしまうだろう。
体重をかけても全て出しきることができなかったため勢いを付けて圧迫すると、苦しそうに息をしているだけだった夏樹が胃液を吐き始めた。激しく咽せてお腹に力が入る。
「ぇぅっ…灯ちゃん、何してるの…」
目を覚ました夏樹は自分がどんな状況に置かれているか分からずにいるらしい。
しかし痛みだけは感じられるようで、先程まで静かだったのが嘘のようにお腹に手を触れただけで声にならない叫び声を上げる。
その反動で一気に穴が裂かれ、出てきたサッカーボールがごろりと落ちて床の血溜まりに跳ねた。
夏樹の穴は皺の一つもなくなってしまい、女性器のような形になってしまっている。
洗面台の栓を外して朦朧とした夏樹の腰を下ろしてあげると弛みきった穴からはたくさんの血と排泄物が落ちていった。
何度か中を洗い綺麗にした後で裂けてしまった傷口を消毒する。
医学の知識はないが、傷跡がくっつくよう裁縫セットを取り出して縫ってみた。さすがにこれは違うとは思ったが、やらないよりはマシだろう。
ぺたんこに戻った胴体には肋骨が浮いていた。さらさらの金髪が汗で貼り付いている。
その日はさすがに早く休んでほしいのでそのまま帰宅させた。
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