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朝は額を床につけて
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「あ、あの……顔を上げて欲しい」
「………ごめんなさい」
「いや、あのね」
「忘れてください」
昨夜の……痴態は…………
「…それはちょっと」
「なんで!?」
やっぱ不快だったか?
いや待てそりゃそうだよな俺みたいなののダル絡みとか嬉しい人いないし
「懐いてくれたのかなって
嬉しかったから」
懐いた!?
懐いたって何、俺野良なの?
餌に釣られて懐いた野良??
それはなんかやだ
「……っそれは、えっと、だ…誰にでもやります!」
「誰にでもやるの!?」
何言ってんだよ俺
「……そんなことないです」
「よかった
でも本当に気にしないでよ
昨日の酔ったトキくんも面白くて楽しかったし」
「……酔った姿見られたくなくて俺蒼葉さんのこと潰そうとしてたのに…」
雪にも昔よった姿を誰にも見せるなと言われた…
記憶はないけどその日も確か俺は雪をがっちりホールドして朝を迎えたんだ
……恥、恥でしかない。
「ふふ、俺もあんな姿を見られたあとだしなんとも言えないけど
確かに俺は霧や昴よりは弱い
でも普通よりは飲める方だと思うよ」
「罠だよ……」
又は悪質な詐欺とも言う
「まぁ、お互い1度痴態を見てしまえば1度も2度も同じだし次はお互い楽しく飲めるだろ?」
そう言われれば確かに初対面でべろべろだったもんな…この人。
「うぅ……」
「ほらトキくんくらげ
見に行くんだろ?」
「…………くらげ、みる。」
「はは、じゃあシャワー浴びといで
着替えとかは用意しとくから」
「ふわぁぁ....そういや寝起きだったんだ
じゃあお先借ります…」
広い部屋を抜けて長い廊下の途中にあるバスルームに行く
……バスルームだけで俺の部屋の寝室くらいの大きさだぞ
…俺は………だめだ、今嫌なこと考えそうになった
なんなら家に廊下なんかないし。
こんな高そうな家と比べるのがおかしいんだよ。
全体的に高そう。
あ、今気づいたけど俺ん家天井低いな
余計な事考えるな。
……無心でいよう
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