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「え……」
ごろんとひっくり返えされたかと思えば、尻を高くなるように腕を差し入れられた。
「なに……ひ、んッ」
突然アナルにヌメるものが触れ上擦った声が漏れてしまった。
いや、今は声より局部だ。
長岡がアナルを舐めている。
あの綺麗な顔を尻に押し付け丁寧に不浄の孔を舐めている。
何度それを受けても慣れる事はない。
「それ…そ、れ……」
喉の奥がぎゅぅと絞まり情けない声が出た。
いや、情けない声しか出せないんだ。
なんとも言えないこの感覚。
ヌメる舌が丁寧に排泄器を舐めているという事実。
羞恥の奥にある快感と、セックスへの期待。
「ぅ……あ、あ…」
舐めている横から節だった男の指が後孔に侵入してきて、肉壁まで舐めるかの様に動かされる。
いくら掃除をしたとしても、そんな所を舐められて平気な筈がない。
「まって…くださ…っ」
たった1本の指でこんなに良い様にされてしまうなんて情けないだろうが、恋人の指はとても器用に動く。
何処をどう刺激すれば良いのか理解している。
頭の良い長岡らしく、執拗な指使いだ。
真っ白いシーツを握り締めありえないトコロへと愛憮に耐える。
「カメラ見て、俺にどうなってるか教えてくれ」
「そ……いう、ぷれい…」
「プレイ?
俺のはいつでも愛情表現」
ゆっくりと視線を上げると、大きなテレビ画面に自分達が写っている。
っ!!
俺、なんて顔して…
欲に塗れたあさましい男の顔がそこに写っていた。
慌てて顔をシーツに押し付けるが、一瞬目が合った淫らな男の顔が頭にこびり付く。
淫らだ。
いやらしい。
はしたない。
本当に、いんら、んじゃ……
心臓がドッドッと音をたてる。
「どうなってた?」
「………わ、からな…」
「分からねぇなら、分かるように見ろよ」
尻を痛くない程度に叩かれアナルがきゅぅっと締まってしまった。
無意識だ。
意識なんてしていない。
「あぁ、“そういうプレイ”をご所望か。
良いぜ。
オプションで“そういう玩具”借りるか」
「い、言いますから…」
「何を?」
「俺の…俺、の……やらしい姿…」
「どんなだ」
「………ケツを、舐められて…感じてます」
大きな画面には泣きそうな顔をする自分の後で恋人が嫌らしく笑っていた。
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