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忘れそうになっていたが、ここは実家だ。
いつご両親が帰宅するかなんて分からない。
長岡は仕事で夕方過ぎまで1人だからと言うが帰宅する理由なんていくらでもある。
階段を登る足音に顔を上げると恋人がネクタイを緩めながら入室してきた。
いつもより露出する首元がえっちぃ。
首元にフェロモンでも隠していたのか、色気がグッと増している。
「待たせて悪い。
手ぇ洗ってきたから、再開」
「え、ちょっと…」
「蓬もいねぇし、今は俺の遥登っつったろ」
テレビを塞ぐようにしゃがみ込むと頬を掴まれ何度も唇を食まれた。
細やかな抵抗に手首を掴むがなんの意味も持たない。
「まさ……」
ぺろっと唇を舐める舌に誘われ、おずおずと口を開けば舌を舐められた。
大袈裟な程肩を跳ねさせてしまう。
「ん……ん、ん」
舌が触れ合うその瞬間の恥ずかしさと言ったらない。
だけど、とても気持ちが良い。
「ぅん……」
舌を舐めるばかりではなく、吸ったり軽く噛まれたり。
上顎をなぞられゾクッとした快感が背中から頭へ、爪先へと駆け巡る。
同い年でこのテクニックは末恐ろしい。
というか、どこで覚えるんだ。
「はっ、」
濡れた濡れた唇を拭われ、恨めしく見上げた先で恋人は艶やかに微笑んだ。
この顔には勝てない。
この顔、すっげぇ好き
え、あ……
「う、わ……」
「ほんとキス好きだよな。
キスだけで勃ってる」
膨らんだ下半身を擦られすっとんきょうな声を出してしまった。
「ま、俺も勃ってんだけどな。
ほら」
手を導かれ触れたソコは恋人が言うように勃起していた。
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