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「あ……っ」
「感じる?」
ローションを纏った指がアナルをなぞる。
ぬるぬるして、冷たくて、嫌でも意識してしまうソコを何度も撫でられて、たまらない気持ちになってくる。
「………ん、」
「もっと感じてくれよ。
俺だけ、考えれば良いから」
無意識に締めてしまうアナルに指を突き立てられた。
節だった男の指が、汚い排泄器に突き刺さる。
恥ずかしい。
汚れないか不安になる。
だけど、同じだけやめて欲しくないと思うんだ。
「ぁ……、…」
「いー声。
えっろくて、そそられる。
たまんねぇ」
「じっ…っきょ、やめ……ん、んっ」
「恥ずかしい?」
「ん、」
「恥ずかしいの好きなくせに」
粘着質な水音が本でいっぱいの部屋に響いている。
他の音が聞こえない。
さっきまで聞こえていた子供達の声や鳥の囀り、自動車やバイクの走行音。
柏と蓬の生活音でさえも。
すっかり2人きりの世界が出来た。
「朝、食べたから…激しくしないで……ほしい、」
「善処はする」
「恋人の実家でシャワッ……あっ、」
「シャワーがどうした」
「ん……ん……、」
「んー?」
艶っぽい顔で見られ言葉が吐けない。
同い年でこの色気はおかしい。
絶対に人生2回目の余裕だ。
悔しくて、唇をやわらかいそれにくっ付けた。
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