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「はぁ」
何度目か分からないため息が部屋に響く。
桐谷くんが居ない今、このモヤモヤとした気持ちをどこへ置けばいいか分からず心がズシンと重くなっている。
もしかしたら昨日は女の子の代わりだったのかもしれない。
性欲処理の道具として見られていたのかもしれない。
同性が恋愛対象と知られ気持ち悪がられたのかもしれない。
グルグルと悪い方へ悪い方へと気持ちが引っ張られていく。
あれ、でも昨日桐谷くんはぼくで抜いたりはしなかった。
入れられたのもおもちゃだけで、服1つ脱がなかった。
あぁ、女の子の代わりどころか性欲処理にすらなれなかったんだ。
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