アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
4
-
遠くで同じように衣装の裁断をしてる海堂を見つめる。
料理が得意な彼はやはり手先が器用らしく、衣装係と熱心に生地を弄りながら型紙を見比べていた。
「でも、絶対に海堂、”帽子屋”はないよ、かっこよすぎてただの紳士になっちゃう」
クスッと笑ったミキに海斗は片眉を上げる。
「誰得ですかね」
「僕得かな」
「わかってるじゃないですか」
面白くないとでも言いたげにため息をつく海斗を見ながら、そう言いながら誰よりも応援してくれてる彼に、ツンデレなんだから、と
ミキは顔を綻ばせた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
61 / 83