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Hoseok side3 揺らぐ決意
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バーベキューが始まってから数時間後
ユンギヒョンはベロベロに酔っていた。
普段お酒には強くなかなか酔わないヒョンが
今日は珍しく酒に溺れていた。
SG「へぁあ~、お前は~ぁ、!ひっく、、ほんとに!昔から変わんねぇえ~、、、なぁっ、、!ひっく、、」
うわぁ~、すごく酔ってる
真っ白な頬が真っ赤に染まり
小さな口から漂う酒の匂いでさえ
エロティックに感じた。
…………やばい。
あからさまに浮き出るズボン。
どうにか隠そうと試みるけれども
焦っている中でナムジュンが
RM「まだここ寒いから部屋に連れて行ってあげな、ホソガ」
HS「えっ、、、、あ、うん。分かりました、連れていきます」
まじかよ、、
断る訳にもいかず、
仕方なくベロベロに潰れたヒョンをおぶった。
軽いな……
ちゃんとご飯を食べているか心配になる。
あれやこれやと考えていると。
SG「うぅ…………」
トイレでヒョンはたくさん吐いてしまった。
流石に飲みすぎだよ、、、
スッキリしてすやすやと眠るヒョンの
汚れたシャツを見る。
HS「着替えさせなきゃ、、」
シャツを脱がせるとユンギヒョンの真っ白な身体が
露になった。
真っ白な身体に一際目立つピンク色をした乳首。
ああ、だめだ。
これ以上見ていると耐えられなくなりそうだ。
なるべく見ないようにしながら身体を拭いてあげた。
早めに新しいシャツを着せ、
汚れた服をまとめながらしばらくヒョンの隣にいることにした。
ヒョンは相変わらず可愛い顔で寝ている。
その寝顔を見る度
僕の中の何かは
またざわめく。
鼓動が、早くなる。
あの時決意したことを忘れてしまいそうになる。
僕がこんな悩みを持っているなんて
ヒョンは知る由もないだろう。
いつまでも、
ずっと。
そう思うと涙が出てきた。
じわじわと目の裏が熱くなる。
息が詰まる。
心が痛くなる。
今こうして隣に居れる。
ただそれだけでとても幸せなんだ。
たとえ弟としての立場であったとしても。
ユンギヒョンが近くで笑ってくれれば
それでいい。
何度も自分に言い聞かせた。
でも僕の心がどんどん締め付けられる感覚は
いつまで経っても収まるどころか
目からは涙が溢れていくばかりで。
HS「……ごめんなさい、ユンギヒョン………
僕は…………グスッ…ただ……………貴方の傍にいたい……………今この時も………幸せなはずなんだ………
だから…もう……グスッ……これで最後にしますね
愛してます。ヒョン」
僕は寝ているヒョンにそっと最後の言葉を残し
部屋をあとにした。
これが僕なりの最後であり、決意。
これでもう、僕はユンギヒョンの弟だ。
ただの、弟の
チョン ホソク
後悔なんてしない。
だってこれでまた
ヒョンと笑って過ごせるんだから。
バイバイ、僕の恋心。
涙を拭ってメンバーの元に戻った。
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