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服決定!
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恥かしくて下を向いたままでいた。
その間、沈黙が続く。
「つい、梛樹くんが可愛くてね。
ごめんね?」
頭を撫でられ顔を上げると、困ったような笑顔をしていた。
「大丈夫、です…ちょっと俺が意識しすぎました。えへへ、ほんとに大丈夫ですよ」
照れ笑いした俺より、伊吹さんの顔が赤くなった。
「さ、さあ!ちゃんとペアの服を選ぼうか」
真面目に探し始めた俺たちは、結局伊吹さんのアドバイスである『普段でも着れるような服』
白地にダメージ加工が施され、袖に黒いラインが2本、カラフルなペンキを飛ばしたようなデザインで、勿論クロスオーバーネックにした。
伊吹さんの色違いで、俺は黒地に白いラインのにした。
「じゃあ、俺が支払いしてくるから少し待っててね」
「ありがとうございます」
ぺこりとお礼をすると、
「こちらこそ、今日のデートありがとう」
頭を軽く撫でて、お会計に伊吹さんは向かった。
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