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「……っ! ……ァ……椿っ!」
「朝日奈……ッ……」
中に熱いものがドクドクと注ぎ込まれる。
眉間にシワを寄せ、椿は唇を噛んだ。
椿のイッている時の顔、やらしい……
キュンとしながら盗み見る。
中出しされて嬉しくなるなんて、終わってんな……
でも、椿が気持ち良くなれて良かった……
「……あ? あ、アァっ!」
ホッとしていると、椿は腰をゆるゆる動かし始めた。
「……ごめん。治まんない。もう一回いい?」
椿が動かしながら聞いてくる。
俺、一回だけって決めて――
「ん、っ! ま、待って! 少し休ませ……んんッ!」
椿の精液で滑りが良くなって、グチュグチュと卑猥な音を響かせる。
なんか変だ。奥が疼く。
さっきは痛いだけだったのに……
「でも、お前の中、堪らない……それにほら。朝日奈だって……」
「んぁッ! あ! アァアッ!」
「……やらしい声、出しちゃって」
「ち、違うっ! ぅ、う――んんっ!」
ガツガツと腰を振られる。
待てと言っても、椿は動きを止めない。
より一層、動きが激しくなる。
「そこ、ヤダっ! お、押さないでっ……あぁアッ!」
「後で中、綺麗にしてあげるから……」
「駄目っ! ゃ……あ、アッ! あぁあっ――――」
まぶたが重い……
目をこすると、心配そうな椿の顔が目に入った。
気が付いたら、辺りは暗くなっている。
「ごめん。大丈夫か?」
記憶が徐々に蘇ってくる。
あの後、回数が分からなくなる位、ヤラれてしまった。
途中から段々気持ち良くなってきて、何がなんだか分からないうちに、落ちてしまったみたいだ。
…………知らなかった。
椿って、いつもあんなに優しいのに、セックスの時は少しSっぽかった。
知っているのは俺だけ……?
それって嬉しいかも……
さっきの事を思い出し、頬が熱くなる。
「お……俺、寝ちゃっていたのか」
慌てて起きようとするが、力が入らない。
「そのまま寝ていていいよ。無茶しすぎて、ごめん。今夜、泊まっていったら?」
優しい声……
おまけに頭まで撫でられたら、断るなんて選択肢はどこかに行ってしまった。
結局、その日はそのまま椿の家に泊まった。
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